【2025年新作】セイコー クラシックシリーズに36mmのユニセックスモデルが登場。
ドレスウォッチよりなクラシカルなデザインが好印象、デイト表示が無いのもグッド。
ストラップを交換しても良いですし、価格も132,000円なので買いやすいですね。
口コミ第1位のスーパーコピー 代引き優良サイトバリエーションは3つ。
日本の美をしなやかに纏う
日本の伝統的な工芸品や衣服など日常を彩るものに用いられた色彩や、素材、質感などの「用の美」に着想を得て、そのしなやかさを表現したシリーズです。
丸みを帯びたカーブダイヤルに、古来より日本人の暮らしを彩ってきた絹のような質感の繊細な型打ち模様を施しました。さらに、インデックスの上面や、秒針と分針の先端も、ダイヤルの球面に合わせて緩やかに曲げ、ダイヤル全体が柔らかな光で輝きます。
デュアルカーブガラスを採用し、柔らかな曲面で構成されたケースデザインは、中心に向かって緩やかに丸みを帯びたダイヤルと呼応し、つい触れたくなるような柔和な雰囲気を醸し出します。
先にご紹介しましたスタンダードな40㎜径のケースサイズモデルに加え、人気が高まっている36㎜径のミドルのケースサイズモデルも取り揃えました。お好みでご自身に合うケースサイズをお選びいただけます。
パワーリザーブ3日間(約72時間)のメカニカルムーブメントの6R5系キャリバーを搭載。その証として、ダイヤルに「AUTOMATIC 3DAYS」と表記しています。最大に巻き上げた状態で金曜日に外し、週末に着用せずとも、翌月曜日にそのまま使用可能な実用性を備えています。
本作では、繊維そのものの色である「素色(しろいろ)」に加え、日本の伝統色をダイヤルに採用。
江戸時代に流行した、深みのある緑褐色の「仙斎茶(せんさいちゃ)」や淡い柿色の「洗柿(あらいがき)」、最も薄い藍染の色の「藍白(あいじろ)」や柴木で染めたくすんだ茶色の「柴色(ふしいろ)」 、僧侶の衣服にも使われていた灰色がかった黒色の「墨色(すみいろ)」が、美しい光沢感をもつダイヤルを彩ります。
華飾を削ぎ落したしなやかなフォルムのケースと着け心地の良さを究めたクラシックなブレスレット。1970年代に多く見られた腕時計のブレスレットから着想を得て、優美な多列ブレスレットを新たに開発しました。両面に丸みを帯びた細かいこまを採用することで、手首に柔軟になじむとともに、手首に接する面積を減らし、快適な着け心地を提供します。
36mmの小径モデルにはSARX129 藍白(あいじろ)SARX131 柴色(ふしいろ)SARX132 素色(しろいろ)が文字盤に採用されています。
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良い感じ。
SARX129 藍白(あいじろ)
プレザージュ
SARX129
2025年6月6日発売予定
132,000円
日本の工芸品のような用の美をしなやかにまとう新シリーズ<クラシックシリーズ>
華飾を削ぎ落したしなやかなフォルムのケースと着け心地の良さを究めたクラシックなブレスレット
デュアルカーブガラスを採用し、柔らかな曲面で構成されたケースデザインは、中心に向かって緩やかに丸みを帯びたダイヤルと呼応し、つい触れたくなるような柔和な雰囲気を醸し出します。
スタンダードな40㎜径のケースサイズモデルに加え、人気が高まっている36㎜径のミドルのケースサイズモデルも取り揃えました。
スペック
Movement キャリバーNo 6R51
駆動方式 メカニカル 自動巻(手巻つき)
精度 日差+25秒~-15秒
駆動期間 最大巻上時約72時間持続
石数 24石
機能 ・秒針停止機能
ケース・バンド
ケース材質 ステンレス 裏ぶた:ステンレスとガラス
ケースコーティング ダイヤシールド
ケースサイズ 厚さ:12.5mm 横:36.0mm 縦:41.4mm
ガラス材質 デュアルカーブサファイア
ガラスコーティング 内面無反射コーティング
中留 ワンプッシュ両開き方式
時計仕様
防水 日常生活用強化防水(10気圧)
耐磁 あり
その他特徴 ・シースルー・スクリューバック
SARX131 柴色(ふしいろ)
プレザージュ
SARX131
2025年6月6日発売予定
132,000円
SARX132 素色(しろいろ)
プレザージュ
SARX132
2025年6月6日発売予定
132,000
まとめ
いかがでしょうか。
「【2025年新作】セイコー SARX プレザージュ クラシックシリーズ 36mm」でした。
価格の割にスペックもしっかりしているので、ちょっとゴールドモデルは派手ですけどシルバーケースなら若い社会人にオススメですね。
スーツにもフィットするでしょう。
細腕オジサンにも女性にもナイスサイズな36mmのクラシックシリーズ。
気になった方は是非。
もう予約が始まっており、6月6日発売開始だそうです。
それではまた!
A.ランゲ&ゾーネの2024年発表モデルを振り返り
A.ランゲ&ゾーネ
(左)A.ランゲ&ゾーネスーパーコピー時計代引き 優良サイト「ダトグラフ・パーペチュアル・トゥールビヨン・ハニーゴールド “ルーメン”」
こちらは全部のせ。サファイアクリスタル製の文字盤を保持するため、パワーリザーブ表示が省かれている。あえてグリーンに発光するC1を選んだのは、白く発光するグレードだと輝度が高すぎるから。価格はさておき、完成度は圧倒的だ。手巻き(Cal.L952.4)。57石。1万8000振動/時。パワーリザーブ約50時間。18Kハニーゴールドケース(直径41.5mm、厚さ14.6mm)。3気圧防水。世界限定50本。要価格問い合わせ。
(右)A.ランゲ&ゾーネ「ダトグラフ・アップ/ダウン」
ティノ・ボーベが言う「初めて手に取る人にとって、最も好ましい組み合わせ」を実現した新作。レギュラーでおかしくない完成度を持つが、あくまで限定版。あえてケースにPtを選ばなかったのは、初めての人には重いという判断からか。手巻き(Cal.L951.6)。46石。1万8000振動/時。パワーリザーブ約60時間。18KWGケース(直径41mm、厚さ13.1mm)。3気圧防水。世界限定125本。要価格問い合わせ。
2024年は「ダトグラフ」の発表から25周年に当たる。さぞやすごい記念モデルが出るのでは、と予想していたが、お披露目されたのはコスメティックチェンジの2作のみだった。ティノ・ボーベは率直に語る。「新しいモデルも作れなくはなかった。でも、顧客を待たせる中で新作を作るのはどうかと考えた。それに高い完成度を持つ時計に手を加える理由が見当たらなかった」。もっとも、A. ランゲ&ゾーネは注意深くふたつのモデルを選んだ。ハニーゴールドケースを持つ“ルーメン”はいわばダトグラフの“全部のせ”、そしてブルーカラーの「ダトグラフ・アップ/ダウン」は、初のダトグラフユーザーには最も好ましい組み合わせだろう。
正直、今年の方向性は筆者の好みとは全く異なる。しかし、明確な理由があってあえてコスメティックチェンジに留めるあたりが、A.ランゲ&ゾーネたる所以なのかもしれない。もちろんいずれの完成度も非凡だ。
アントニー・デ・ハスをインタビュー
A.ランゲ&ゾーネにとって、2024年はふたつのアニバーサリーが重なる年だ。ひとつは1994年のブランド復活と同時に登場した「ランゲ1」の30周年、そしてもうひとつが1999年に発表された「ダトグラフ」の25周年だ。前者は10月に大々的なセレモニーが予定されているというから、今年のW&WGはダトグラフイヤーということになる。同社の新作発表は例年寡作で、昨年は1本のみだったが、今年は2本のダトグラフがお披露目された。前年比200%の新作数だ。
[A.ランゲ&ゾーネ/商品開発ディレクター]Anthony de Haas(アントニー・デ・ハス)
1967年、オランダ生まれ。スイスの時計学校を卒業後、セイコーオランダに入社。1997年に入社したIWCでアフターサービスを担当した後、2002年、ルノー・エ・パピ(現オーデマ ピゲ ル・ロックル)に入社。A.ランゲ&ゾーネに招聘され、2004年に入社。2005年以降、同社のすべての製品の開発を統括する。そのモットーは「過去の焼き直しはしないこと」と言う。
まずは「ダトグラフ・アップ/ダウン」のリミテッドモデル。メカニズムの基本は、2012年に発表された約60時間パワーリザーブのCal.L951.6を搭載するが、ケースに18KWGを採用するのは今回が初の試み。ダイアルはブルーが組み合わされている。配布されたメディアリリースでも「現代に至るまで、トップクラスのクロノグラフを設計・製造することは、精密時計製作における最大の課題」とコメントする商品開発ディレクターのアントニー・デ・ハスは、次のように語った。
「アップ/ダウンに関しては、特に何も手を加えていません。その必要はありませんからね。ダイアルの色味も“アワーブルー(私たちの青)”と呼んでいる、古くから使い続けてきたPVD加工によるものです。あまり鮮やかな色ではありませんが、エレガンスとは少し控えめなものです。我々が求めているのはタイムレスであることです」
一方、「ダトグラフ・パーペチュアル・トゥールビヨン・ハニーゴールド 〝ルーメン〞」は、過去最長となったモデル名が示すように、ダトグラフ史を彩ってきたバリエーションモデルを1本に凝縮させたような内容だ。興味深いことに、ダイアル外周部に存在していた、ディスク式のパワーリザーブインジケーターが姿を消している。
「過去の18KWGケースやPtケースでは、メタル製ダイアルを採用していましたから、9時と12時にサポート材を設けるだけで十分な強度が確保できました。しかしルーメンではサファイアガラス製ダイアルを用いるため、ダイアル外周部の全体を保持するようなサポート材に変更しています。これは通常のQPモジュールにもあるプレートですが、パワーリザーブインジケーターと両立させることはできません。例えば裏側に移設するというようなことも検討したのですが、全体的なバランスを考慮して白紙にしました。こうした調整は時計全体に及びます。例えばルーメンを構成するC1グレードのスーパールミノバの発光色がグリーンなのは、輝度が高すぎないようにするため。キャリッジが収まる部分の地板にペルラージュを打たず、ブラスト仕上げとしたのも審美性のためです。ペルラージュにはvキズ隠し”の意味もありますから、こちらのほうが難易度は高いのです」
とはいえ今回のダトグラフはあくまでもエクステンションだ。本当の“隠し球”は10月を待たなければならない。
注目の結果発表!
『クロノス日本版』の定番企画、「Chronos Top10 Watches Rankings」。選考委員がテーマに沿って、それぞれオススメモデル10本を選出。その中で、得票したベスト10を決定する企画だ。読者ランキングは、このベスト10の中からwebChronos読者が、それぞれの1位を選び、投票してもらうという趣旨である。
今回、現在の時計市場では極めてニッチな存在ではありながら、時計愛好家を中心に確かなニーズがある「〝傑作手巻きムーブメント〟を載せた腕時計」をランキングのお題とした。なお、手巻きであることをピュアに楽しむため、投票対象となった10本は「現行モデル」のほか、「時、分、秒、日付、パワーリザーブ表示以外の機能を搭載していないこと」を条件としたうえで選出されている。スーパーコピー時計代引き 優良サイトまた「手巻きムーブメントのランキング」ではなく、あくまで腕時計というパッケージとしてのランキングとなるため、同一ムーブメントであってもモデルが異なるものは区別している。
この10本から、2024年12月20日〜12月26日までの期間、webChronosの読者より受け付けた投票を結果として集計。なお、本誌の選者によるランキングと比較して、順位が上がったモデルには上向き矢印を、順位が下がったモデルには下向き矢印を、同順位のモデルには右矢印を見出しの前に付けた。
↘︎第10位
パテック フィリップ/カラトラバ 6119
パテック フィリップ カラトラバ 6119
パテック フィリップ「カラトラバ 6119」
手巻き。18KWGケース。524万円(税込み)。(問)パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター Tel.03-3255-8109
↗︎第9位
クレドール/ゴールドフェザー U.T.D.
クレドール ゴールドフェザー
クレドール「ゴールドフェザー U.T.D.」Ref.GBBY980
手巻き。18KPGケース。374万円(税込み)。(問)セイコーウオッチお客様相談室(クレドール)Tel.0120-302-617
[読者の投票理由]
・巻き上げが非常に軽やかで気持ちが良い。
・華やかだから。
・8mm以下という薄さに収めたムーブメントと、彫金の加工精度の素晴らしさです。
↗︎第8位
カルティエ/サントス デュモン
カルティエ サントス デュモン
カルティエ「サントス デュモン」
手巻き。18KYGケース。245万5200円(税込み)。(問)カルティエ カスタマー サービスセンター Tel.0120-1847-00
[読者の投票理由]
・死ぬほど迷った末に、伝統と革新を一番高次元に両立できている「サントス デュモン」を選びました。
・価格とのバランス。
・実用性を兼ね備える極薄型の名機430Pを採用する英断に感謝
→第8位
NAOYA HIDA&Co./NH TYPE 1D
NAOYA HIDA&Co.
NAOYA HIDA&Co.「NH TYPE 1D-3」
手巻き。18KYGケース。880万円(税込み)。(問)NH WATCH https://naoyahidawatch.com
[読者の投票理由]
・さすがのこだわりの(主ゼンマイの)巻き感。単純に巻き感が好みと言えばそれまでだが、巻いた時の音、重さ、バック感など「手巻き」というものを極めていると思うため。
・コハゼ改良による巻き味は勿論のこと、リュウズのサイズ、山の数など巻きやすく配慮されているところは、まさしく時間を見るというより主ゼンマイを巻くための時計と言っても過言ではない(過言)。
↘︎第8位
ローラン・フェリエ/クラシック オリジン
ローラン・フェリエ クラシック・オリジン
ローラン・フェリエ「クラシック オリジン」
手巻き。Tiケース。599万5000円(税込み)。(問)スイスプライムブランズ Tel.03-6226-4650
↘︎第8位
パルミジャーニ・フルリエ/トリックプティ・セコンド
パルミジャーニ・フルリエ トリック
パルミジャーニ・フルリエ「トリックプティ・セコンド」
手巻き。18KRGケース。709万5000円(税込み)。(問)パルミジャーニ・フルリエ pfd.japan@parmigiani.com
[読者の投票理由]
・着けている人、知っている人だけが分かるラグジュアリー感。ムーブメントもゴールド製、文字盤すらゴールド製で贅沢の極み!
・店舗で試着させてもらったら、収まり具合が素晴らしかったから。
・一目で分かるシンプルな美しさ。
↗︎第4位
ノモス グラスヒュッテ/タンジェント
ノモス グラスヒュッテ タンジェント
ノモス グラスヒュッテ「タンジェント」
手巻き。SSケース。37万1800円(税込み)。(問)大沢商会 Tel.03-3527-2682
[読者の投票理由]
・一見カジュアルに見えるが実はフォーマル寄り? 「タンジェント」に限らないが, デイトの有無やシースルーバックとソリッドバックを選べるブランドは貴重だと思います。
・青柳の針、高い視認性といった魅力だけではない。この価格帯で長きにわたって手巻きを作り続け、定番として世に広めたことが快挙だと思う。
・この価格帯で青焼き針。自分が自分のために買う時計の代表だと思う。
・この中で唯一の価格100万円以下のモデルだが、他のモデルと比べても見劣りしないところ。
・弟の初めての高級腕時計として今年購入したモデルだから。
↗︎第3位
ジャガー・ルクルトスーパーコピー時計代引き 優良サイト/レベルソ・トリビュート
ジャガー・ルクルト レベルソ・トリビュート
ジャガー・ルクルト「レベルソ・トリビュート」
手巻き。SSケース。164万5600円(税込み)。(問)ジャガー・ルクルト Tel.0120-79-1833
[読者の投票理由]
・中の四角いムーブメントは見えないけれど、思いを馳せたくなる。
・Cal.822は至高!
↗︎第2位
グランドセイコー/エボリューション9 コレクション手巻メカニカルハイビート36000 80 Hours
グランドセイコー エボリューション9コレクション
グランドセイコー「エボリューション9 コレクション手巻メカニカルハイビート36000 80 Hours」Ref.SLGW003
手巻き。ブリリアントハードチタンケース。152万9000円(税込み)。(問)セイコーウオッチお客様相談室(グランドセイコー) Tel.0120-302-617
[読者の投票理由]
・買ったので。
↗︎第1位
グランドセイコー/ヘリテージコレクション45GS復刻デザイン 限定モデル
グランドセイコー 45GS復刻デザイン
グランドセイコー「ヘリテージコレクション45GS復刻デザイン 限定モデル」Ref.SLGW005
手巻き。SSケース。134万2000円(税込み)。(問)セイコーウオッチお客様相談室(グランドセイコー) Tel.0120-302-617
[読者の投票理由]
・文句なくGS、「45GS」は未来に残ると思うし世界でも勝負できる素晴らしい時計。
・巻き味が素晴らしすぎます。
・45GSの復刻でSEIKOロゴが12時位置にあり、再現性が素晴らしい。また、ムーブメントは最新の手巻き毎秒10振動(ハイビート)のCal.9SA4搭載と、最高であるため。
・所有している。とても良い。
・初代をリスペクトしながら、随所に最新の技術を取り入れている点が評価できる。
・メイド・イン・ジャパンの実力。
・伝統のデザインにセイコー最新の手巻きムーブメント。表も裏も最高です。
・何度か復刻されていますが、やっとオリジナルを超える機械が搭載されたかなと。
1位:パルミジャーニ・フルリエ「トリック プティ・セコンド」
価格を度外視すれば、古典にならった真のグレインダイアル、薄型の新設計手巻きキャリバー、ストラップの質感まで含め、改めて振り返ってもっとも記憶に残っていたのが、本作だった。トータルバランスは、群を抜く。
パルミジャーニ・フルリエ「トリック プティ・セコンド」Ref. PFC940-2010001-300181-JP
パルミジャーニ・フルリエ「トリック プティ・セコンド」Ref. PFC940-2010001-300181-JP
スーパーコピー代引き 優良サイト手巻き(Cal.780)。27石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約60時間。18KRGケース(直径40.6mm、厚さ8.8mm)。709万5000円(税込み)。(問)パルミジャーニ・フルリエ pfd.japan@parmigiani.com
2位:ショパール「L.U.C XPS フォレストグリーン」
ノンデイトのセクターダイヤルで、マイクロローター式の薄型自動巻きを搭載──個人的な琴線にまさに触れた。おそらく戦略的であろう、値付けも好印象。ダイアルとストラップの色調も良く、オールマイティーに使える。
ショパール「L.U.C XPS フォレスト グリーン」Ref.168629-3001
ショパール「L.U.C XPS フォレスト グリーン」Ref.168629-3001
自動巻き(Cal.L.U.C 96.12-L)。29石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約65時間。ルーセントスティールケース(直径40mm、厚さ7.2mm)。30m防水。174万9000円(税込み)。(問)ショパール ジャパン プレス Tel.03-5524-8922
3位:タカノ「シャトー・ヌーベル クロノメーター」
シャトーヌーベル・クロノメーター
タカノ「シャトーヌーベル・クロノメーター」Ref.PWT
自動巻き(Cal.90T)。24石。28800振動/時。パワーリザーブ約40時間。SSケース(直径37mm)。3気圧防水。88万円(税込み)。(問)タカノ https://takanowatch.jp/
ブザンソン天文台クロノメーターを取得することで、日本の素晴らしい工業技術を世界に発信したいという心意気を買う。ザラツ研磨を前提とした二次曲面構成のケースデザインは、さすが浅岡肇氏らしく手抜かりがない。
4位:Naoya Hida & Co.「NH Type 5A」
“人気が出ない”と言われ続けてきたレクタンギュラーにあえて挑んだ意欲作。プゾー7001改の角型ムーブメントは、手巻きのしっかりとした感触が心地いい。2ピース構造のドーム型サファイア風防の出来栄えは、圧巻。
NAOYA HIDA & Co.「NH TYPE 5A」
NAOYA HIDA & Co.「NH TYPE 5A」
手巻き(Cal.2524SS)。19石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約38時間。SSケース(全長33mm、全幅26mm、厚さ9.1mm)。3気圧防水。330万円(税込み)。(問)NAOYA HIDA & Co. naoyahidawatch.com
5位:オーデマ ピゲ「リマスター 02」
発表直前に個人的に見せてもらった際、「今、予約できますよ」といわれ、思わず「買います」と返事しそうになった。クラシック好きだが、実はこうした時代のあだ花的なデザインも大好物。金と為替の相場が、憎い。
オーデマ ピゲ「リマスター02 オートマティック」
Photograph by Masahiro Okamura (CROSSOVER)
オーデマ ピゲ「リマスター02 オートマティック」
自動巻き(Cal.7129)。31石。2万8800振動/ 時。パワーリザーブ約52時間。18Kサンドゴールドケース(横41mm、厚さ9.7mm)。3気圧防水。世界限定250本。682万円(税込み)。(問)オーデマ ピゲ ジャパン Tel.03-6830-0000
総評
世界から軍靴の音はなかなか消えてくれないが、ほぼ完全に日常が戻ってきた今年、時計界も華やかで多様な時代に返り咲いた。セントラルトゥールビヨンを筆頭にユニークなコンプリケーションがいくつも散見でき、これらを支える腕利きのムーブメント会社が再注目された年であった。シャネル、エルメス、ルイ・ヴィトンといった非時計専業ブランドの、上質かつ独創的な時計製作も、彼らなしでは成しえなかった。またタイムオンリーウォッチも素材や質感、色に凝り、個性を競い合っていた。
中でもダイアルの色付けにPVDが多用されるようになったことで、色と質感のコントロールがたやすくなったことも、多様化を後押ししているのだろう。パテック フィリップの隠し玉「Cubitus」が10月に登場して話題をさらったものの、“ラグスポ”一辺倒からは脱却を果たし、上質なクラシックウォッチが台頭し始めてきたのは、個人的には喜ばしい傾向である。
そして多くのブランドが、より高級化を図っていた。金相場の高騰、円安のダブルパンチで日本での時計価格がますます高騰しているのは、致し方なし。そうした中で、クロノトウキョウや大塚ローテックのような、手ごろな価格で質が高く、オリジナリティー豊かな日本のマイクロメゾンに熱い視線が注がれている。11月に香港で行われたフィリップスのオークション「TOKI-刻-」での、日本勢の高額落札ラッシュも、記憶に新しい。これも多様化を象徴する、出来事である。
選者のプロフィール
髙木教雄
時計ジャーナリスト。工学部で培った知見と、圧倒的な取材経験によって裏付けされた原稿が魅力的な業界随一の理論派である。その豊富な知識と鋭い視点で切り込んでいく時計専門誌向けの記事から、一般誌での時計特集、新聞での初心者向け記事など、活躍のフィールドは幅広い。世界文化社から機械式時計の入門書、『腕時計のしくみ』『世界一わかりやすい 腕時計のしくみ【複雑時計編】』を上梓。
チューダーのクロノグラフの特徴
チューダーのクロノグラフの魅力のひとつに「伝統の継承」がある。ただ昔の形を模しているのではなく、スーパーコピー時計 n級品現代の技術やデザインを取り入れ、実用性を高めたうえで継承していることが特徴だ。
歴史をたどると、どのように継承されているのかがわかるだろう。
チューダーのクロノグラフの歴史
オイスターデイト “モンテカルロ” Ref.7169/0
1971年に発表された「オイスターデイト “モンテカルロ” Ref.7169/0」は、12時間目盛りが施された回転ベゼルを備え、第2タイムゾーンの時刻を示すことが可能に。ムーブメントはバルジュー7734に代わり、振動数を2万1600振動/時に高めたバルジュー234を搭載していた。“モンテカルロ”のニックネームは、ダイアルがカジノのルーレット盤を想起させるデザインであることに由来。
チューダー初のクロノグラフは1970年に発売された「オイスターデイト クロノグラフ」。手巻き式クロノグラフムーブメントであるバルジュー7734を搭載し、オリジナリティーにあふれたデザインで人気を博した。特に独特な文字盤に特徴があり、チューダーファンの間では「ホームベース」と呼ばれている。
1971年には本体の色にブルーを初めて採用した「モンテカルロ」と呼ばれているモデルが登場。1976年、チューダーのクロノグラフはバルジュー7750を搭載して自動巻き式になり、通称「ビッグ・ブロック」が発表される。ムーブメントの変更を経て、インダイアルが3つ、日付表示窓は3時の位置になり、ダイアル上の表記から「クロノタイム」とも呼ばれた。
その後、バルジュー7750を搭載したホームベース型のインデックスを持つ「Ref.70330N」やブルーのカラーリングが印象的な「Ref.70330B」、「ファストライダー ブラックシールド」などを発売。
そして2017年には、チューダー初の自社製クロノグラフムーブメント「MT5813」を搭載した「ブラックベイ クロノ」を発表し、汎用手巻きムーブメントから自社製ムーブメントへ移行する。
自社製のムーブメント
MT5813
ブライトリングのCal.01をベースに、チューダーの高い技術を融合させて誕生したMT5813。約70時間のパワーリザーブ、耐磁性シリコンバランススプリングを備え、C.O.S.C.認定を取得している。ムーブメントの仕上げも特徴的で、一体構造のタングステン製ローターには肉抜き加工が施され、クールな表情を生み出している。
自社製クロノグラフムーブメント「MT5813」は、約70時間のロングパワーリザーブ、シリコン製バランススプリングなど、最新技術をふんだんに取り入れて開発された。また、ブラックベイ クロノは200mまでの防水性能も実現しているため、チューダーが得意なダイバーズとクロノグラフが邂逅を果たしたモデルともいわれている。
チューダーの現行コレクションで展開されるクロノグラフモデルの種類
現在、チューダーのクロノグラフモデルは、大きく分けて「ブラックベイ クロノ」と「ペラゴス FXD」の2種類が展開される。どちらも伝統を継承しつつ、新しく進化し続けるコレクションに属しており、チューダーの技術力を感じられるコレクションだ。それぞれ、どのようなモデルなのかを紹介しよう。
「ブラックベイ クロノ」
ブラックベイ クロノ
チューダー「ブラックベイ クロノ」Ref.M79360N-0001
自動巻き(Cal.MT5813)。41石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。SSケース(直径41mm、厚さ14.4mm)。200m防水。81万6200円(税込み)。
60年以上もの歴史を持つ、チューダーのダイバーズウォッチ。その中にラインナップされているクロノグラフ搭載モデルが、2017年に登場した「ブラックベイ クロノ」だ。
ブラックベイのデザインにクロノグラフ機能を加え、スポーティーな雰囲気がさらにアップ。水陸を融合した新しいブラックベイの形として注目された。
特徴は厚みのあるケースや個性的なスノーフレーク針。このスノーフレーク針は、チューダー・ダイバーズウォッチを象徴するエレメントとしても有名である。
すべてのブラックベイ クロノには自社製ムーブメントCal.MT5813を搭載。45分の積算カウンターや、6時位置にカレンダーを配している。また約70時間のパワーリザーブや耐磁性シリコンバランススプリングを採用。200mの防水性能も携えた、実用性の高いモデルである。
「ブラックベイ クロノ “ブルー”」
チューダー「ブラックベイ クロノ」Ref.M79360B-0002
自動巻き(Cal.MT5813)。41石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。SSケース(直径41mm、厚さ14.4mm)。200m防水。83万1600円(税込み)。
2024年、新しくラインナップに加わった、“チューダーブルー”をまとった「ブラックベイ クロノ “ブルー”」。これまで「ブラックベイ クロノ」でブルーはあまり使われてこなかった。しかし、他のコレクションではこの色を使って、巧みに洗練されたデザインを生み出していることはもちろん、チューダーは他社に先駆けてブルーを腕時計に取り入れた歴史を持つ「パイオニア」でもある。すなわちブルーによって、いっそうチューダーらしさを備えたブラックベイ クロノと言えるのではないだろうか。
また、5列リンクのブレスレットも特徴的だ。3列タイプと比べるとドレッシーな装いとなっており、一方でチューダーらしい堅牢性も備えている。チューダー独自の“T-fit”アジャスティングシステム付きクラスプによって、コマを外すことなく、ユーザーは容易に8mmの長さを5段階で調節できるのも、特筆すべき点だ。
「ブラックベイ クロノ S&G」
ブラックベイ クロノ S&G
チューダー「ブラックベイ クロノ S&G」Ref.M79363N-0007
自動巻き(Cal.MT5813)。41石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。SSケース(直径41mm、厚さ14.4mm)。200m防水。118万9100円(税込み)。
2019年にデビューした「ブラックベイ クロノ S&G」もまた、クロノグラフとダイバーズウォッチの伝統が融合したコレクションだ。
そのほかの「ブラックベイ クロノ」同様、ムーブメントはあl。MT5813を搭載している。
3時の位置には45分積算計、6時位置にデイト表示、9時位置にスモールセカンドを備え、チューダーのアイコンでもある「スノーフレーク針」を採用。200mの防水性能もあり、クロノグラフとしての性能も充実している実用性の高いモデルだ。
「ペラゴス FXD クロノ」
チューダー ペラゴス FXD クロノ
チューダー「ペラゴス FXD”アリンギ・レッドブル・レーシング”」Ref.M25807KN-0001
自動巻き(Cal.MT5813)。41石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。カーボンケース(直径43mm、厚さ13.6mm)。200m防水。77万円(税込み)。
2021年、国際ヨットレースであるアメリカズカップで二度の優勝を飾ったアリンギと、F1レースで名高いレッドブル・レーシングが提携し、「アリンギ・レッドブル・レーシング」を結成した。2022年にチューダーはこのチームとパートナーシップを結び、翌年、この「ペラゴス FXD”アリンギ・レッドブル・レーシング”」を発表した。
記念モデルはチューダーが誇るツールウォッチ「ペラゴス」をベースに、さまざまな新しい試みが取り入れられている。同社初となる、ハイテクカーボンコンポジットを素材に用いているのだ。さらにこのハイテク複合素材とともに、チタン、ステンレススティールをケースに用いる。これいよって、同じくカーボン、チタン、ステンレススティールの独自の混合によって、高速で水面から跳ね上がる船体を作り上げている、レーシングヨット・AC75(アメリカズカップ75)のレーシングヨットのような、力強さと軽快さを感じさせるスタイルを獲得した。また、ストラップバーが固定されたケースにクロノグラフムーブメントを搭載したのも初であり、いっそう高い機能性を楽しめる1本と言える。
なお、このパートナーシップを記念したモデルは本作のほか、3針モデルも同時に打ち出されている。
生産終了モデルも面白い
なお、すでに生産終了してしまったが、現代チューダーのユニークなクロノグラフモデルも、併せて紹介する。
HERITAGE CHRONO
ヘリテージ クロノ
ヘリテージ クロノ
自動巻き(Cal.T401)。パワーリザーブ約42時間。SS(直径42mm)。150m防水。
1970年代初期に誕生したクロノグラフモデルに着想を得た「ヘリテージ クロノ」。
約42時間のパワーリザーブを備えた機械式自動巻クロノグラフムーブメントを搭載。スモールセコンドは3時位置に、45分積算カウンターは9時位置にレイアウトされ、水深150mまでの防水性能も備えている。
ブラック&グレーダイアル、グレー&ブラックダイアルのいずれも、フォールディングクラスプ付きスチール製ブレスレット、もしくはバックル付きのファブリックストラップを選択できる点も特徴のひとつ。ヘリテージ クロノのダイアルと同様の独創的で美しいカラーを反映しているファブリックストラップは、着け心地の快適さも追求している。
HERITAGE CHRONO BLUE
ヘリテージ クロノ
ヘリテージ クロノ
自動巻き(Cal.T401)。パワーリザーブ約42時間。SS(直径42mm)。150m防水。
ヘリテージ クロノのモデルの中にある「ヘリテージ クロノ ブルー」はその名のとおり、ダイアル部分に青色(ブルー)を採用。1971年に発売された「モンテカルロ」を彷彿させるモデルである。
タグ・ホイヤースーパーコピー時計 n級品色以外の仕様はヘリテージ クロノと同様。フォールディングクラスプ付きスチール製ブレスレットか、バックル付きのファブリックストラップも選択可能だ。
チューダーのクロノグラフの魅力
チューダーのクロノグラフは、どれを選んでも性能やデザインに遜色なく、それぞれ魅力ある印象だ。今後「ブラックベイ クロノ」「ヘリテージ クロノ」ともに、伝統の継承を取り入れたどのような新作が発表されるかにも注目したい。