シチズン『カンパノラ』 25周年記念限定モデル「星響(ほしのひびき)」登場~

『カンパノラ』 25周年記念限定モデル、漆黒の宙で響きあう星を表現した「星響(ほしのひびき)」登場

シチズン時計株式会社は、雄大な宙に想いを馳せ、今という時を愉しむためのウオッチブランド『 CAMPANOLA(以下、カンパノラ)』から、ブランドでは初となるケース‧バンドすべてにデュラテクト DLC※1を施した「星響」 3モデル【希望⼩売価格 451,000円〜 1,320,000円(税抜価格410,000円〜 1,200,000円)】、数量限定で 2025年11月13⽇( AH408451EとAH7064-52Eは12月4⽇)に発売します。※価格、発売⽇ともに予定です。

「カンパノラ」ブランド誕生
25周年を記念し、宙と時、そしてカンパノラが共鳴する新製品『星響』を数量限定で発売します。夜空に輝く星々が互いに影響し合い、軌道を保つように、時の流れと宇宙の調和を表現した特別なモデルです。ブランドで初となるデュラテクト DLCを施した漆黒の宇宙のようなオールブラックのケースとバンドに、星の輝きを象徴するゴールドカラーが映える限定仕様となっています。

ラ‧ジュー‧ペレ社(スイス)のムーブメントを搭載するメカニカルモデル NZ0004-57Eは、会津塗の伝統⼯芸士、儀同哲夫(ぎどうてつお)氏の手による、煌めく螺鈿細⼯の漆塗り⽂字板を備えます。ひとつひとつ手作業で仕上げる⽂字板は、ひとつとして同じものがなく、宇宙で輝く星々のようです。

ミニッツリピーターモデル AH7064-52Eは、針やダイヤルを飾るリングパーツのゴールドカラーがケースとバンドの艶やかなブラックと美しいコントラストを描きます。ミニッツリピーターを操作する 2時位置のプッシュボタンもゴールドカラーにすることで音の広がりを視覚的に表現しました。音の広がりを電鋳パターンで表した⽂字板も特⻑のひとつです。

ミニッツリピーター、ムーンフェイズ、パーペチュアルカレンダー ※2、クロノグラフの 4大複雑機構を備えるグランドコンプリケーションモデル AH4084-51Eは、ミニッツリピーターの高低ふたつの音の広がりを⾒返しリングにグラデーションで表現。本モデルも 2時位置のプッシュボタンはじめ、各パーツをゴールドカラーにすることで、漆黒のケース、バンドと美しいハーモニーを作ります。

[カンパノラ]
『カンパノラ』は、2000年にデビューして以来、腕時計を単に時刻を知るだけのツールではなく、「雄大な宙(そら)に想いを馳せ、今という時を愉しむ。」をテーマに掲げ、先端技術や匠の技を活かした独創的なモデルを発表し、高い評価を得てきました。ガラスに遮られたわずかな空間に、無限の宇宙を閉じ込める「宙空の美」をデザインコンセプトに、サークル形状の五徳リングなど、パーツを組み合わせた多重構造を持ち、建築物のように⽴体的な表情を醸しだすデザインが特⻑です。

■限定モデル星響メカニカル
会津塗の伝統⼯芸士、儀同哲夫氏による螺鈿細⼯を施した漆塗り⽂字板を備えるメカニカルモデル

[プロフィール・儀同哲夫氏]
昭和 23年、福島県会津若松市生まれ。伝統⼯芸士として会津漆器の伝統を守り、新たな可能性を追求している。またその技を次の世代に伝えるべく、後進の育成にも情熱を傾けている。平成 14年よりカンパノラの漆塗り⽂字板制作に携わる。令和元年、瑞宝単光章受章。

【仕様】
CAMPANOLA(カンパノラ)
限定モデル星響(ほしのひびき)メカニカル
商品番号:NZ0004-57E
希望⼩売価格:1,320,000円(税抜価格 1,200,000円)
発売⽇:2025年11月13⽇
限定数量:150本

ケース /バンド:ステンレス(デュラテクト DLC)
・ガラス:デュアル球面サファイアガラス(クラリティ ‧コーティング [※3])
・ケース径 /厚み:42.0mm/14.0mm(設計値)
⽂字板:漆塗り⽂字板
・電気鋳造+漆塗り+螺鈿
[主な機能]
■Cal.Y513 /機械式( ⾃動巻き/手巻き) /持続時間約 42時間(最大巻上時) /精度 :平均 ⽇差 -5~+10秒[※4] /振動数: 28,800回 ∕時 /石数: 25石 /ビッグデイトカレンダー /パワーリザーブ表示機能 /秒針停止機能 /⽇付早修正機能
■⽇常生活用防水
■シースルーバック(サファイアガラス)
■限定モデル星響ミニッツリピーター

ケース /バンドの艶やかなブラックカラーに、針やリングパーツのゴールドカラーが映えるミニッツリピーターモデル。

【仕様】
CAMPANOLA(カンパノラ)
限定モデル星響(ほしのひびき)ミニッツリピーター
商品番号:AH7064-52E
希望 ⼩売価格:451,000円 (税抜価格 410,000円)
発売⽇:2025年12月4⽇
限定数量:250本

ケース /バンド:ステンレス(デュラテクト DLC)
・ガラス:デュアル球面サファイアガラス(クラリティ ‧コーティング)
・ケース径 /厚み:42.5mm /15.5mm(設計値)
[主な機能]
■Cal.6762 /月差 ± 20秒 /ミニッツリピーター /パーペチュアルカレンダー /アラーム 1‧2 /デュアルタイム /ローカルタイム /ローカルタイムアラーム / 24時間表示 /電池寿命約 2年
■⽇常生活用防水
■限定モデル星響グランドコンプリケーション

ミニッツリピーターの高低ふたつの音が響きあうさまを表現する、グランドコンプリケーションモデル。

【仕様】
CAMPANOLA(カンパノラ) /
限定モデル星響(ほしのひびき)グランドコンプリケーション
商品番号:AH4084-51E
希望⼩売価格:506,000円(税抜価格 460,000円)
発売⽇:2025年12月4⽇
限定数量:250本

ケース /バンド:ステンレス(デュラテクト DLC)
・ガラス:デュアル球面サファイアガラス(クラリティ ‧コーティング)
・ケース径 /厚み:43.0mm / 16.5mm(設計値)
[主な機能]
■Cal.6772 /月差 ±20秒 /ミニッツリピーター /ムーンフェイズ /パーペチュアルカレンダー /クロノグラフ( 1/4秒、 12時間計) / 24時間表示 /電池寿命約2年
■⽇常生活用防水

[※1]デュラテクト DLC:デュラテクトはシチズン独⾃の表面硬化技術。ステンレスやチタニウムなどの金属表面硬度を高め、優れた耐摩耗性により、すりキズや、⼩キズから時計本体を守り、素材の輝きを⻑時間保つ技術の総称です。 DLCはDiamond-Like Carbonの略で、⼯業製品にも使用されている耐摩耗性に優れた技術です。シチズンのデュラテクト DLCは中間素材にこだわることで密着性を向上し、剥がれにくく耐久性にすぐれています。すりキズに強いだけでなく、美しい艶をもつブラックカラーと触り⼼地が非常に滑らかなのが特⻑です。ビッカース硬度 1,000-1,400HVを実現しています。(ステンレスのビッカース硬度は約 200HV)
[※2]パーペチュアルカレンダー: 2100年2月28⽇までのうるう年などの月末のカレンダー修正を⼀切不要にしたカレンダー機能です。
[※3]クラリティ‧コーティング:サファイアガラスの表裏面へ薄膜を多層コーティングすることにより、光の反射を抑えて時計の⽂字板を⾒やすくしました。さらに防汚膜を付加することで耐久性と防汚性の向上を実現しました。
[※4]精度は静的状態にて測定したものです。機械式時計の特性上、使用される条件(携帯時間、時計の姿勢、腕の動き、ゼンマイの巻上具合など)によっては、⽇差範囲を超える場合があります。

メゾン史上最も複雑なチャイム機構を搭載したタイムピースを発表

L.U.C グランド ストライク - The Sound of Eternity~フルリエに拠点を置くショパール マニュファクチュール設立30周年を祝し、

ショパール マニュファクチュールから、卓越した機械式時計のマスターピース「L.U.C グランド ストライク」が誕生しました。スイスのウォッチメーカーであるショパールが、開発・設計から製造に至るまで、すべての生産工程を自社内で手がけたこのタイムピースは、グランソヌリ、プチソヌリ、ミニッツリピーターを備え、長年にわたって培ってきた機械技術の粋を結集したサファイアクリスタル製ゴングによるチャイム機構を搭載しています。

「L.U.C グランド ストライク」は、ショパール共同社長のカール‐フリードリッヒ・ショイフレが主導してきた、数十年にわたるソヌリ開発の集大成として結実したクリエイションです。

11,000時間以上におよぶ集中的な研究・開発の成果として誕生した「L.U.C グランド ストライク」は、ショパール マニュファクチュール史上最も複雑なタイムピースであり、新たに開発された5件を含む、計10件の独自技術特許を有しています。その性能は、厳格な社内テストに加え、ジュネーブ・シールおよびCOSC(スイス公式クロノメーター検定局)による認定によって証明されており、同タイムピースは現代のハイコンプリケーションにおいても、カルティエ スーパーコピーN級品最も総合的な評価が高いグランソヌリであることが公式に認められています。

このタイムピースのデザインは伝統的なフォルムと現代的な美学を融合させ、洗練された控えめな曲線を描きながら、文字盤を排した構造によって、686の部品からなるキャリバー「L.U.C 08.03-L」がケースの中で時を刻む優美な姿を披露しています。

「ショパールは、いつの日かグランソヌリを完成させることを常に目標としてきました。『L.U.C グランド ストライク』を一目見れば、30年間にわたってファインウォッチメイキングの分野で創造と革新を重ねてきた、その集大成を見て取ることができるでしょう。チャイムの音色に耳を傾ければ、ショパール マニュファクチュールに息づくオートオルロジュリーのリズムが聞こえてくるでしょう。そして、その響きに心を動かされるならば、それは私たちのウォッチメイキングのスピリットとあなたの感性が共鳴しているからに他なりません」
カール‐フリードリッヒ・ショイフレ

30年間にわたるイノベーションの集大成
「L.U.C グランド ストライク」は、ショパール マニュファクチュールにおける約20年におよぶソヌリ開発のノウハウと、10年におよぶサファイアクリスタルのモノブロック技術の蓄積を礎とし、合計686のムーブメント部品で構成されるマニュファクチュール史上最も複雑なタイムピースです。このプロジェクトには、初期段階の試行的な研究や技術設計、実用的なプロトタイプの製作に至るまで、11,000時間以上も費やされました。そのうち2,500時間以上はプロトタイプの微調整に充てられ、最終製品がマイクロメカニカルな完成度の極致にまで達するべく、手が尽くされました。

直径43mmという極めてコンパクトな18Kエシカルホワイトゴールド製ケースに収められた高精度のキャリバー「L.U.C 08.03-L」が、完全なオープンワークの文字盤からその全体像を現します。ケースデザインの控えめで端正な曲線とプロポーションにより、視線はムーブメントへと導かれ、その繊細なメカニズムを余すところなく堪能することができます。10時位置には、ポリッシュ仕上げのふたつのスティール製ハンマーが配され、このタイムピースがチャイミング機構を備えていることを明確に示しています。巻き上げおよび時刻設定用のリューズの隣には、エルゴノミックなデザインのスライド式セレクターが設けられ、グランソヌリ(G)、プチソヌリ(P)、サイレント(S)の3つのソヌリモードを切り替えることができます。

文字盤の下半部には60秒トゥールビヨンが配され、COSC認定ムーブメントの性能を視覚的に体現しています。トゥールビヨンの絶え間ない回転と、チャイミング機構の巧みな動作によって、「L.U.C グランド ストライク」は、身に着ける人がそれを眺めるたびに機械式時計の驚異を存分に体感できる魅惑的なクリエイションです。

ショパールの時計製造における卓越性と革新性を象徴する特許取得のサファイアクリスタル製ゴングは、文字盤と一体のモノブロック構造で機械加工されています。ウォッチメイキングの歴史において前例のない素材であるサファイアクリスタルを用いたこの独自の構造こそが、「L.U.C グランド ストライク」に比類なき音響特性をもたらしています。

サファイアクリスタル製ゴングに加え、「L.U.C グランド ストライク」の製作には、出願中および/または取得済の特許がさらに9件採用され、ショパール マニュファクチュールの革新的なスピリットを改めて証明しています。これらの特許は、ムーブメントを偶発的な誤操作から保護する重要なセキュリティー機構から、チャイミングのテンポを最適化する改良まで、「L.U.C グランド ストライク」のあらゆる機能面を網羅しています。そのうちの5件については、このタイムピースのために新たに申請された特許であり、メゾンの核となる“革新に支えられた技術力”のたゆまぬ進化を象徴しています。

「L.U.C グランド ストライク」は長年にわたる開発の過程において、技術的側面と美的側面の両立を念頭に、両者を完全に調和させることを目指して構想されました。最終的に完成したクリエイションはその理念の結実であり、オートオルロジュリーの卓越性と洗練を尽くした優美なデザインとが見事に融合を遂げています。

音のレガシーを紡ぐ
新世紀の幕開けとともに、ショパール共同社長カール‐フリードリッヒ・ショイフレは、マニュファクチュールをチャイミングウォッチの領域へと導く最初の一歩を踏み出しました。それは、「L.U.C グランド ストライク」がショパールの“一部”となることを運命づける始まりでもありました。2006年の「L.U.C ストライク ワン」の発表からわずか1年後、彼はメゾンの研究・開発チームとショパール独自のグランソヌリムーブメント開発の可能性についての議論を開始しました。

「L.U.C グランド ストライク」のような時計製造の金字塔となるクリエイションを生み出すための技術を習得することは、それ自体が壮大な挑戦でした。しかし、ショパールにとって重要だったのは、単に専門知識を習得することだけではなく、それを超えた“真の熟練技”――完璧な技術の実現に留まらず、真の意味での“革新”へと歩を進めること――それこそがメゾンが目指す到達点だったのです。

「L.U.C グランド ストライク」の源流は、伝統的な複雑機構を備えた「L.U.C オール イン ワン」(2010年)から、複数の特許を有する「L.U.C 8HF」(2012年)にまで遡ることができます。これらのクリエイションは、真のクラシシズムから妥協を許さない最先端の現代的アプローチに至るまで、時計製造におけるあらゆる領域を網羅するショパール マニュファクチュールの多面的な創造性と柔軟性を体現しています。

キャリバー「L.U.C 08.03-L」を構成する精微な機構の一つひとつが、機械式時計製造のあらゆる側面に精通した深い理解のもとに設計されています。すべてのソヌリウォッチの基盤となるマルチバレル(多重重箱)構造は、4つの香箱を備えた「L.U.C クアトロ」をはじめとする、卓越した動力分配システムを有する名機の開発を通じて培われた知見によってさらに進化を遂げています。また、「L.U.C グランド ストライク」の60秒トゥールビヨンは、L.U.C 02系のトゥールビヨンムーブメント開発で蓄積された自社の経験に基づき、極めて厳格な制度基準を実現しています。さらに、時計製造において標準とされるソヌリ機構の瞬時起動においても、「L.U.C ルナ ワン」のようなジャンピング表示を備えた複雑なカレンダーの開発から得られた知見を活かし、より洗練された完成度へと磨き上げられています。

2016年、ミニッツリピーター「L.U.C フル ストライク」は、完璧なチャイム音の追究というマニュファクチュールのコミットメントをさらに明確に示しました。それは単にショパールのソヌリ技術革新を際立たせただけでなく、オートオルロジュリー業界における新たな知見をもたらす革命的出来事でもありました。「L.U.C フル ストライク」は、チャイミングウォッチ史上初めて、スティールではなくサファイアクリスタル製ゴングによって、時、15分、分を打ち鳴らすことに成功しました。

サファイアクリスタル(単結晶酸化アルミニウム)の音響特性は以前からよく知られていましたが、繊細な素材の性質ゆえ、時計業界ではサファイアクリスタル製のゴングの実用化は不可能とされ、それを試すことすら困難であるという共通認識がありました。その常識を覆し、誰も成し遂げたことのなかった領域に踏み込み、成功を収めたのがショパール マニュファクチュールだったのです。

「L.U.C フル ストライク」は、不可能を可能にしたモデルとして知られるようになり、2017年のジュネーブ時計グランプリ(GPHG)においてその偉業は認められ、最高賞である「金の針賞(Aiguille d’Or)」の栄誉に浴しています。

キャリバー「L.U.C 08.03-L」:複雑機構と特許技術の集大成
今日、ショパールはソヌリ機構の“旅”に新たな章を刻みます。「L.U.C グランド ストライク」の誕生です。このタイムピースは、チャイミング機構の中でも最も格調高いグランソヌリを搭載し、時・15分・分ごとに正確に時を知らせます。

また、チャイム音の少ないプチソヌリモードに切り替え、1時間ごとに時を、その後は15分ごとに時を知らせることができます。「L.U.C グランド ストライク」の自動チャイムは、必要に応じて完全に停止させることもでき、その際はミニッツリピーター機能を手動で作動させた場合にのみ時刻を打ち鳴らします。

手動(ミニッツリピーター)または自動(グランソヌリ/プチソヌリ)でチャイムを作動させるたびに、34の部品が一斉に動き出し、正確かつ明瞭に時刻を告げます。これらの部品は、手作業による調整が施された板ばね(ブレードスプリング)によって制御され、待機状態から作動可能な状態に移るまでにかかる時間はわずか0.03秒です。これらのメカニズムは、舞台上でスポットライトを浴びるハンマーとゴングを支え、完璧な調和を見せるバレエ団のようです。作動準備が整った後に繰り広げられる“機械仕掛けの舞”では、レバーが下がり、カムが伸び、ラックが前進――そして、ついにハンマーがゴングを打ち、美しい音色が鳴り響く最高潮の“見せ場”を迎えます。

このタイムピースには、60秒トゥールビヨンを含む多彩なクロノメーター機能を駆動させるために、計686のムーブメント部品が使用されています。トゥールビヨンの上部にはスモールセコンドが配置され、このウォッチに搭載された計時精度を絶え間なく、しかしさりげなく表示しています。「L.U.C グランド ストライク」は、ジュネーブ・シールとCOSC(スイス公式クロノメーター検定局)のダブル認証を取得しており、その品質と精度が公式に保証されています。

ムーブメントのエネルギー消費が極限に達した状態でも時計の性能を維持することを保証するため、「L.U.C グランド ストライク」は、プチソヌリモードでもCOSCの認証を取得しています。プチソヌリは、一見するとグランソヌリよりも省エネルギー効果が高いように思われますが、実際にはグランソヌリよりもエネルギー消費量が多くなります。これは、15分ごとに打鐘を抑制する機構がチャイミングシステムに対してブレーキとして機能し、実質的にパワーリザーブを消費するためです。

「L.U.C グランド ストライク」は、トゥールビヨンをはじめとする計時機能に加え、膨大な数の部品と多彩なチャイム機構を搭載しているにもかかわらず、直径わずか43mm、厚さも14.08mmに抑えられています。これは時計製造における“小さな奇跡”と呼ぶべき構造であり、サイズとエネルギー効率の双方が求められる現代生活において、理想的なバランスを実現したモデルです。

エネルギー効率の要件を満たすため、自社製手巻きキャリバー「L.U.C 08.03-L」は、ふたつのゼンマイ香箱を備えており、ひとつは計時機能用、もうひとつはチャイミング機構専用としてそれぞれ独立しています。ソヌリ用の香箱は完全に巻き上げられた状態で、チャイムを頻繁に鳴らすグランソヌリモードにおいても、12時間途切れることなく作動し続けます。

テンプの振動数を考慮すると、70時間というパワーリザーブは、このような高度な複雑機構を備えたウォッチとしては特筆すべきものです。「L.U.C 08.03-L」の振動数は4Hz(毎時28,800振動)であり、これはスポーツウォッチとしては標準的な数値ですが、このレベルの複雑時計としてはかなり高い数値となります。「L.U.C グランド ストライク」は、一切の妥協を排して現代の高性能ウォッチに求められる厳格な基準を実現することで、クロノメトリー性能を確実に保証しているのです。

高精度は、ストップセコンド機能を搭載した時刻表示システム自体によって支えられています。リューズを引き出して時刻設定位置にすると、スモールセコンド針が停止し、秒単位まで正確に時刻を合わせることが可能です。こうして、ムーブメントのクロノメトリー性能が、文字盤の表示を通して余すところなく発揮されています。

優れた計時性能と表示精度に加え、「L.U.C グランド ストライク」は長年の使用にも耐えうる堅牢性を備えています。ショパール マニュファクチュールでは、プロトタイプの段階から「L.U.C グランド ストライク」の社内品質管理を実施しています。2種類のソヌリモードをそれぞれ同数ずつ、合計62,400回作動させる試験を行い、わずか3ヶ月で5年間の使用状態をシミュレートする加速プロセスを実施しました。ミニッツリピーターについては、リューズプッシャーで連続3,000回作動させ、ムーブメントの長期使用への耐久性を検証しています。全工程を通して、サファイアクリスタル製ゴングはこの厳格なテスト中に50万回以上打鐘され、自社製キャリバー「L.U.C 08.03-L」が誇る耐久性と信頼性が実証されています。

クリスタルクリアな音色
「L.U.C グランド ストライク」には、ショパール マニュファクチュールに受け継がれてきた数十年にわたる時計製造の伝統が息づいていますが、その核となるのが“革新性”です。ショパールは、ソヌリウォッチの製作工程により高い精度と専門性を追求するため、ジュネーブにある工科大学 HEPIA(Haute Ecole du Paysage, d’Ingénierie et d’Architecture: ジュネーブ高等造園・工学・建築学校)と密接に連携し、メゾンのシグネチャーであるチャイムの技術的特性を解析しました。その結果導きだされた知見によれば、サファイアクリスタル製チャイミングシステムとスティールゴングを用いた従来の構造とは明確に異なる3つの要素が明らかになりました。

第一の特徴は、そのモノブロック構造にあります。従来のチャイミングウォッチは、円形断面のポリッシュ仕上げのスティールゴングを使用し、これをムーブメントにネジで固定します。伝統的なソヌリのチャイムは、ハンマーがゴングを叩くことで、音響エネルギーが振動波としてウォッチ全体に伝わり、文字盤のクリスタルを伝わって空気中を伝播することで発生します。しかし、この間接的な音の伝達方法は、ゴングの固定部やムーブメント、さらにはケースなど複数の箇所でエネルギーが損失し、チャイム全体の響きが減衰してしまいます。これに対し、ショパール独自のチャイミングシステムでは、一塊のサファイアクリスタルから機械加工により削り出したゴングと文字盤のクリスタルを一体化させています。ハンマーがこのサファイアクリスタル製ゴングを打つと、文字盤のクリスタル全体が共鳴・振動し、音が直接外部へと伝わります。その結果、ムーブメントやケースによるエネルギー損失を最小限に抑えることができ、チャイムの音色がより明瞭で純粋なものとなります。

第二の特徴は、サファイアクリスタル製ゴングの形状にあります。従来のスティール製ゴングが円形の断面を持つのに対し、ショパールのサファイアクリスタル製ゴングは直交(角形)断面を採用しています。これは運動エネルギー伝達の原理に基づいた設計であり、ソヌリハンマーとゴングの接触面積を拡大することで、より効率的なエネルギー伝達を可能にしています。さらに、この角形断面は、円形断面のゴングとは異なる音響特性も備えています。ゴングの長手方向に沿った直角構造は、音波の振動を特定の方向へ導く「音の偏光フィルター」のような役割を果たします。この複雑な振動パターンにより、耳に心地よく響き、調和と質感を兼ね備えた豊かで重層的なチャイム音が効果的に生み出されます。

第三の特徴は、サファイアクリスタルそのものの原子構造にあります。この素材が持つ特性こそが、現在製造されているすべてのショパール製ソヌリにまぎれもない品質を与えています。サファイアの単結晶構造から生み出されるチャイムは、優美でありながらパワフルで、澄み渡りながらも豊かに共鳴する――その響きは、いかなるスティール製ゴングでも再現することができません。さらにサファイアクリスタルはダイヤモンドに次ぐ硬度を誇り、金属のように物理的な変形を生じることがありません。そのため“永遠の響き(Sound of Eternity)”と名付けられた独特の音色が生まれるのです。

ウブロスーパーコピー時計、「ビッグ・バン ウニコ ウィンター サファイア」と 「ビッグ・バン ウニコ ウィンター チタニウム セラミック」を発表~

冬の精神を宿した2つの時計 「ビッグ・バン ウニコ ウィンター サファイア」と 「ビッグ・バン ウニコ ウィンター チタニウム セラミック」を発表

今シーズン、ウブロは「ビッグ・バン ウニコ ウィンター サファイア」と「ビッグ・バン ウニコ ウィンター チタニウム セラミック」の発表により、寒さの中でも情熱をかき立てます。ウブロの冬の活気が戻ってきました。2017年に初めて「ビッグ・バン ウニコ サマーエディション」を発表して以来、ウブロは記憶に残る季節ごとの体験を演出してきました。そして今や冬はブランドのDNAに刻まれています。

サファイアクリスタルまたはチタニウムとセラミックで作られ、氷のような白と氷河の青を基調とした新しいウィンターエディションは、氷のような美しさにアドレナリンの一滴を添えています。季節へのさりげないオマージュと、ウブロの自社開発・製造クロノグラフムーブメント「ウニコ」の証として、ケースバックから見える雪の結晶を模したユニークなローターが搭載されています。

「ウブロスーパーコピー時計は、季節の移ろいを刻むだけでなく、その季節そのものを祝います。夏が私たちにとって活気ある伝統となったように、冬も今や私たちのDNAに刻まれています。「ビッグ・バン ウニコ ウィンターエディション」は単なる時計ではありません。革新と祝祭の融合です。ツェルマットの氷からアスペンのエネルギーまで、パウダースノーの朝から暖炉の灯る夜まで、冬の精神を大胆で賑やかなスタイルで捉えています。」と、ウブロ CEOジュリアン・トルナーレは語ります。

冬の物語は続く
11月から3月まで、ウブロは、ツェルマット、クールシュヴェル、コルティナ、アスペン、サンモリッツといった象徴的な冬のリゾート地で「ウィンター ウニコ」の魅力を展開します。ウブロアンバサダーやフレンズ、ウブロティスタのコミュニティと共に、限定プレビュー、ユニークなイベント、忘れられない夜、そして雪に包まれるひとときをお楽しみください。

冬の必須アイテムをご紹介
「サファイア」エディションはわずか30本限定で、サファイアクリスタルの透明な輝きを放ちます。一方、「チタニウムセラミック」エディションは200本限定で、羽のように軽いチタニウム製ケースにホワイトセラミック製ベゼルを組み合わせています。両モデルともケース径42mm、ウブロが特許を取得している「ワンクリック」システムを搭載し、鮮やかなホワイトまたはアイスブルーのカーフスキンにラバーを裏打ちした交換可能な2本のストラップが付属します。瞬時にスロープモードからナイトモードへ切り替えることができます。

サファイアクリスタルの透明感。セラミックの大胆さ。ウニコのパワー。
ウブロにおいて、革新はオプションではなく、あらゆる層に組み込まれています。メカニズムから美学に至るまで、これら2つの時計は、「ウニコ」ムーブメント、そしてハイテクセラミックとサファイアクリスタルに対する先駆的な技術の粋を集めた、自社開発および特許を持つ革新技術と最先端素材を融合させています。

「ビッグ・バン ウニコ ウィンターエディション」の心臓部には、「ウニコ」ムーブメントHUB1280が鼓動しています。

これは次世代の自社製ムーブメントであり、5つの特許に保護された真のマニュファクチュール傑作です。二重振動式水平クラッチ、防振システム、ゼロフリクションラチェットホイールブロッカー、一定圧力の分針摩擦システム、そしてテンプ微調整機構を備えています。

2018年に発表されたウブロのハイテクセラミックは、業界基準を再定義し、比類なき硬度と耐傷性をほぼ無限の色調で実現しました。2016年に発表したサファイアクリスタルへの卓越した技術は、透き通る革新をもたらします。この軽量で超高耐久性を誇るデザインにより、ブランドは透明性を追求するだけでなく、新たなカラーサファイアクリスタルを開発し、透明性と耐久性を両立させる加工技術を完成させました。性能を追求し、永続性を追求して設計されたウブロの素材は、ブランドそのもののように大胆です。

世界限定30本の「ビッグ・バン ウニコ ウィンター サファイア」と、世界限定200本の「ビッグ・バン ウニコ ウィンター チタニウム セラミック」は、国内のウブロブティックにて発売予定です。

【仕様】
ビッグ・バン ウニコ ウィンター サファイア
リファレンス番号:441.JX.429B.VR
税込価格:10,549,000円
世界限定:30本

ケース:ポリッシュ仕上げのサファイアクリスタル
・ケースサイズ:直径 42 mm/厚 14.50 mm
・防水圧::5気圧(50m)
・ケースバック:ポリッシュ仕上げの透明サファイア
・ベゼル:ポリッシュ仕上げの サファイアクリスタル
ダイアル:ロジウムメッキ
・スケルトン
ムーブメント:HUB1280 UNICO マニュファクチュール(自動巻きクロノグラフ)
・振動子重量:グレーのルテニウムコーティングタングステン、スノーフレーク形状
・振動数:28,800振動/時(4Hz)
・パワーリザーブ:約72時間
・パーツ数:354個
・石数:43個
ストラップ&バックル:ホワイトラバー&ホワイトカーフスキンストラップ
・付属ストラップ:ホワイトラバー&ブルーカーフスキンストラップ

ビッグ・バン ウニコ ウィンター チタニウム セラミック
リファレンス番号:441.NH.429B.VR
税込価格:3,454,000円
世界限定:200本

ケース
マイクロブラスト加工のチタニウム
サイズ:42mm
厚さ:14.50mm
防水圧:10気圧(100m)

ケースバック
マイクロブラスト加工のチタニウム

ベゼル
マイクロブラスト加工のホワイトセラミック

ダイアル
ロジウムメッキ、スケルトン

ムーブメント
HUB1280 UNICO マニュファクチュール
自動巻きクロノグラフ
振動子重量:グレーのルテニウムコーティングタングステン、スノーフレーク形状
振動数:28,800振動/時(4Hz)
パワーリザーブ:約72時間
パーツ数:354個
石数:43個

ストラップ&バックル
ホワイトラバー&ホワイトカーフスキンストラップ

付属ストラップ
ホワイトラバー&ブルーカーフスキンストラップ

ウブロ

1980年、初めてゴールドケースとラバーストラップを組み合わせた腕時計が、ラグジュアリーウォッチの世界を一変させました。その腕時計は、舷窓をモチーフにしたビス付のベゼルが特徴的でした。そのことにちなんで、フランス語で「舷窓」を表す「ウブロ」が誕生し、同時に「アート・オブ・フュージョン(異なる素材やアイデアの融合)」のコンセプトも誕生しました。

2005年、ウブロは「ビッグ・バン」を発表し、アイコニックなデザイン、サイズ、多層構造のケースによって、創造的な思考を新たな高みへと昇華させました。同年、「ビッグ・バン」はジュネーブウォッチグランプリで最優秀デザイン賞を受賞しました。以来、この革新的な精神に後押しされ、「ビッグ・バン」は常に自己革新を続け、21世紀初の腕時計のアイコンとしての地位を確立しました。

「フュージョン」の概念はウブロに浸透しており、全てのコレクションの指針となっています。「ビッグ・バン」は時の幾何学を再構築し、「クラシック・フュージョン」は大胆さと抑制のバランスを保ち、「エクセプショナル タイムピース」は既成概念を覆し、前例のない時計芸術を創造しています。従来の常識に挑戦する破壊的なアプローチこそがウブロのDNAであり、自社製ムーブメントであるウニコ、メカ-10、トゥールビヨンに刻み込まれ、「アート・オブ・フュージョン」に新たな意味を加えています。

ウブロに深く根付いた、まるで錬金術のような創造性は、マニュファクチュールの中だけにとどまりません。例えば、サッカーの主要なイベント(UEFAチャンピオンズリーグ、UEFA欧州選手権)とパートナーシップを結び、そのピッチでは魔法のような瞬間が生まれています。コンサート、バスケットボールの試合、芸術的パフォーマンス、そして、ウブロファミリーのスターシェフたちによるユニークな美食体験においても、魔法を感じることができるでしょう。それらを通して、ウブロを愛する人々、すなわち「ウブロティスタ」たちが共有する高揚感から、「ウブロならではの情熱(Hublot Vibes)」が生まれます。「アート・オブ・フュージョン」は、目に見えるものだけではあいません。ウブロ流の生き方なのです。

「ビッグ・バン」 20 周年 – 「ビッグ・バン」がもたらした革命的なマインドセットのセレブレーション

2005年、「ビッグ・バン」は時計製造に新時代の到来を告げ、その名にふさわしい時計として登場しました。「ビッグ・バン」ほど現代の時計製造に変革をもたらした時計はほとんどありません。発売から20年を経た現在も、未知の領域に挑み続けるマニュファクチュールを体現する存在であり続けています。独自の素材と、「ウニコ」や「メカ-10」をはじめとする自社開発・製造ムーブメントによって、「ビッグ・バン」は伝統を打ち破ります。

大胆な美しさで際立ち、同時に多様性も備えた時計。それが「ビッグ・バン」です。

ウブロ自社開発・製造ムーブメント「ウニコ」の独自性

2010年に誕生した「ウニコ」は、ウブロが自社で完全に設計、開発、製造した初のムーブメントであり、ブランドの独立性、革新性、アイデンティティの新時代を象徴しました。長年にわたり、その堅牢性、モジュール構造、そして革新的なクロノグラフデザインで知られるウブロの時計製造における大胆で紛れもない象徴へと進化を遂げています。

前面に配されたコラムホイール、シリコン製脱進機、モジュール式の柔軟性といった際立った特徴を持つ「ウニコ」ムーブメントは、その技術的先進性もさることながら、視覚的なインパクトも兼ね備えた機械式ムーブメントです。これは単に時計を動かすだけでなく、時計そのものを定義するものです。

主な特徴として、瞬時のリセットと再スタートを可能にする一体型フライバッククロノグラフ、視認性の高い全面配置のコラムホイール、そして性能と耐磁性を向上させるシリコン脱進機が挙げられます。さらにこのムーブメントは、二重振動式水平クラッチ、防振システム、ゼロフリクションラチェットホイールブロッカー、一定圧力の分針摩擦システム、そしてテンプ微調整機構を含む5つの特許を取得しています。

タグ・ホイヤースーパーコピーは、同ブランドは3つのニューモデルを発表した。

タグ・ホイヤーは、スマートウォッチ(別名:トラッキングデバイス)の世界的な競争において、全能のApple Watchに立ち向かおうとする数少ない有力な対立候補だ。今回、同ブランドは3つのニューモデルを発表した。どのモデルもコネクテッドウオッチの愛好家を魅了し、技術的に二の足を踏んでいる人々を改心させるような多くの機能を搭載している。

 2015年にタグ・ホイヤースーパーコピーがスマートウォッチに参入してからコネクテッドの第4世代となるキャリバーE4に至るまでのあいだ、ソフトウェア面において大きな飛躍は見られていない(後述のスポーツ エディションに搭載された、ある機能を除く)。しかし、サイジングにいくつかの改良を加えることで、より幅広い需要を持つ人々に提供できるようになった。ブラックチタンのキャリバーE4とゴルフエディションは、ケース径を45mmから42mmに変更することで、新しいラインナップをより普遍的なものとしている。

 生産性の法則に従うならば、最も挑戦的なタスクから始める始めるべきだとされているため、ゴルフについて何も知らない私はこの1本から話を始めようと思う。タグ・ホイヤー コネクテッド キャリバー E4 42 mm ゴルフエディションは、ゴルファーから絶大な支持を得ているモデルだ(私はゴルフコミュニティのフォーラムを巡回して、このことを知った)。

TAG Connected Golf Edition
 サイズを縮小したこととチタンの軽量化の恩恵もあり、よりバランスのよいスイングを実現したことは私でも知っている。これまでに製造されたコネクテッドウォッチのなかでは、最軽量らしい。技術の向上によりティーグラウンドからグリーンまでのショットが自動的に追跡され、追跡されたショットは装着者のクラブに割り当てられる。時間の経過に伴って使用したクラブの統計や飛距離は少しずつ時計が学習し、これらのデータから推奨されるクラブが導き出されるようになるのだ。まるで、ほとんど重さを感じさせない小さなキャディーが、手首に装着されているかのようだ。これは趣味でプレーしている人には完全にゴルフマジックに聞こえるだろうし、競技としてプレーしている人からすると不正にすら感じられるだろう。最高クラスのタグ・ホイヤー ゴルフアプリ、その新エディションは、この時計の発売から利用できるようになる。

TAG Connected Golf Edition
 スポーツエディションは、45mmという極端にも感じられるサイズだ。しかし、中核となるキャリバーE4にいくつかのスポーティなアップデートが施されており、このエディションの重厚なサイズを(ある意味)正当なものとしている。気圧計は微調整され、2月中旬予定のソフトウェアアップデートで登場する“トレイル&ハイキング”アプリケーションを実行しながら傾斜を追跡できるようになった。また、汗っかきのアスリートのために通気性のいいラバーメッシュを取り入れたストラップを採用し、リューズにラバーインサートを施すことで握りやすさにも配慮。さらに、サンドブラスト仕上げのブラックチタンケースとブラックセラミックベゼルにより、超軽量化をも実現している。タッチスクリーンの有機ELディスプレイは45mm、1.39in、454×454pxの高解像度を実現するなど、アウトドアユーザーにはたまらないスペックとなっている。

TAG Connected Sport Edition
 最後はクリーンで無駄をそぎ落としたブラックチタンのタグ・ホイヤー コネクテッド キャリバー E4 42mm(以前は45mmのみだった)で締めくくろう。ゴルフエディションと同様に、このモデルにはベゼルインサートがなく、1.28inの有機ELスクリーンが搭載されていることから、かなりシャープな表示(正確には416×416px)になっているはずだ。NFTや写真をイメージビューアーにアップロードするのに、最適なディスプレイといえる。

Tag Connected Caliber E4 Black Titanium
 各モデルはGoogleのWear OSで動作し、今後予定されているWear OS 3ソフトウェアアップデートにも対応する。機能としては、心拍計、コンパス、加速度計、気圧計、マイク、WiFi、Bluetooth、GPS、NFCを搭載。バッテリーの持続時間は、100%まで充電した場合は1日使用可能で、ゼロからの充電には1時間30分かかるとされている。

我々の考え
Apple Watchが機械式腕時計の終焉をほのめかしたのは、それほど昔のことではない。機械式時計愛好家のネットワークが刻々と拡大している今となっては、ほとんど笑い話のようにもなっている。しかしそれでも、スマートウォッチは機械式時計を愛する層にとっては消化しがたいカテゴリーだ。

 新しいコネクテッドウォッチをざっと評価してほかのスマートウォッチを深く掘り下げてみた結果、重要なポイントが見えてきた。それは、この種のテクノロジーと私たちが多くの優位性を投影してきた本質的に時代錯誤なアクセサリーを比較することは不可能である、ということだ(有罪!)。私はタグ・ホイヤーの真の時計製造技術に対して、ささやかながら敬意を表したい。4世代にわたる“キャリバー”、リューズとプッシャーを備えたクロノグラフ風の形状、そしてサンドブラスト加工のチタンなど、高品質な素材仕上げを高く評価している。

TAG Connected Watch Caliber E4
 しかしここはひとつ、スマートウォッチの技術的有用性を讃えることにしたい。それにより、スマートウォッチを伝統的な時計製造の枠組みに当てはめようとする企てを、無難に取り下げることができるだろう。スマートウォッチは、無尽蔵にも思える機能の数々を搭載した高性能な時計ではなく、バッテリー駆動のツールである。そして同時に、健康やフィットネス、そして最近の私の運動不足解消のために私がまだ理解していないその他のさまざまなことを測定するテクノロジーの1ピースなのだ。

 日常的なガジェットに関して、我々はまだ『ブレードランナー2049』の域には達していない。しかし、ウェアラブルテクノロジーに対してはオープンマインドでいることが有益であり、賢明でさえあるかもしれない。もし少しでも興味があるなら、タグ・ホイヤーのコネクテッドウォッチを片方の手首に、もう片方には機械式腕時計をつけて、どんな風に動くのかを観察してほしい。手首に小さな機械式執事やパーソナルトレーナーがいるようなものだと思えばいいだろう。何かあれば、2023年版ジーヴス(※)に聞いてくれ。

※『ジーヴス』シリーズ参照

TAG Connected Caliber E4 Golf Edition
基本情報

ブランド: タグ・ホイヤー(TAG Heuer)
モデル: タグ・ホイヤー コネクテッド キャリバー E4 スポーツ エディション 45mm(TAG Heuer Connected Calibre E4 Sport Edition 45mm)、タグ・ホイヤー コネクテッド キャリバー E4 42mm ブラック チタニウム(TAG Heuer Connected Calibre E4 42mm Black Titanium)、タグ・ホイヤー コネクテッド キャリバー E4 42mm ゴルフエディション(TAG Heuer Connected Calibre E4 42mm Golf Edition)
型番: SBR8A80.EB0259(スポーツエディション)、SBR8081.BT6299(ブラックチタニウム)、SBR8080.EB0284(ゴルフエディション)

直径: 45mm(スポーツエディション)、42mm(ブラックチタニウムとゴルフエディション)
厚さ: 14.11mm(スポーツエディション)、13mm(ブラックチタニウムとゴルフエディション)
ケース素材: サンドブラスト仕上げのブラック DLC グレード 2 チタン
防水性能: 50m
ストラップ/ブレスレット: ブラックラバーストラップ、レッドラバーメッシュ、ブラックDLCグレード2ピンバックル、ブラックラバーストラップ、ブラックDLCグレード2チタンフォールディングクラスプ、ダブルセーフティープッシュボタン、ホワイトラバーストラップ+グリーンステッチとグリーンライニング付きフルブラックレザーストラップ、ブラックDLCグレード2チタンフォールディングクラスプ、ダブルセーフティープッシュボタン

価格 & 発売時期
価格: スポーツエディション が31万3500円、ブラックチタニウムが28万6000円、ゴルフエディションが30万2500円

世界三大ブランドのネオヴィンテージ パーペチュアルカレンダーから、お気に入りをピックアップ。

世界三大ブランドのオーデマ ピゲ、パテック フィリップ、そしてヴァシュロン・コンスタンタンの超薄型自動巻永久カレンダーのオリジナルだ(ちょっと言いにくいので、フランス語でパーペチュアルカレンダーを意味するQPと呼ぼう)。

2023年の今でも、私はQPが欲しい。ロマンチックで時代錯誤、そして不要なものだが、今日の機械式腕時計は、まるでChatGPTに質問して答えがわかるのように、うるう年を追跡する以上の使い道はないと思うのだ(Googleは2022年までは有効だった)。70年代にクォーツが機械式腕時計を実質的に無用なものにしてしまったあと、腕時計にできる最善のことは、手仕上げのムーブメントやクレイジーな複雑機構、そして2100年まで調整不要なカレンダーなど、馬鹿げたことをすることでその無用さに寄り添うことだったような気がするのだ。1978年から1985年にかけて発表されたこれらQPは、ロイヤル オーク、ノーチラス、222以上に、電池駆動の時計に対する究極の“中指を立てたような存在”だった。

ultra thin perpetual calendar neovintage
件のネオヴィンテージ・パーペチュアルカレンダー3機種。

ようやく、これらの時計が評価されるようになってきた。ゲイリー・シュタインガート(Gary Shteyngart)氏が1年以上前に3940に対する永遠の愛について書いているように、パテックの3940はしばらく前から評価されていたが、それは文字盤の名前と同じくらい、文字盤の下で何が起こっているかに起因しているかもしれない。

歴史はさておき、この3つのQPを一緒に扱う機会を得たとき、疑問は単純なものだった。ひとつだけ買うとしたら、それはどのモデルか?  そして以下が、今回試した時計たちだ。

プラチナ製 オーデマ ピゲ Ref.25668
プラチナ製 ヴァシュロン・コンスタンタン Ref.43032
イエローゴールド製 パテック フィリップ Ref.3940J
待ってくれ、APとヴァシュロンはプラチナでスケルトンだが、パテックはそのどれでもないじゃないか、と言うかもしれない。もちろんそのとおりで、かつて私はプラチナの3940Pを腕につけて数秒の至福の時を過ごしたが、マイアミ・ビーチ・アンティークショーでは数千本の時計のなかにはなかったようで、仕方なく手に入れた(かわいそうな私)。パテックはスケルトンの3940を作ることはなかった。パテックがこれまでに行った最も悪趣味なことは、サファイアのシースルーバックからムーブメントを見せることだった。

やがて多くのブランドが超薄型のQPを製造するようになったが、最も大きなインパクトを与えたのは、パテック、AP、ヴァシュロンのこれらのモデルだった。それまでQPは数十本単位で製造されていたが、やがて年間数百本という規模でQPが製造されるようになったのだ。この3つの時計すべては、電池式の時計が一般的になった今日において、これら高級時計メーカーが高級時計を作りたいというニーズから生まれたものだ。もちろん、目を細めればどれも似たような時計に見えるが、よくよく観察してみると、もっと興味深いのはそれぞれの違いである。

さて、歴史の話はこれくらいにして、実際に手首につけてみて、どれがいちばんよく機能するか見てみよう。

オーデマ ピゲ Ref.25668 “オープンワーク”
Audemars Piguet ultra thin perpetual calendar openworked
この3本のなかで、オーデマ ピゲが最初に超薄型のQPを発表したのは1978年のことである。それだけに、私は初物フェチのひとりであり、常にAPを偏愛してきた。ジェラルド・ジェンタの愛弟子であるジャクリーヌ・ディミエ(Jacqueline Dimier)氏がAPのQPを設計し、時計職人たちがCal.2120を設計した。APはジャガー・ルクルトの920をベースにしているが、これは伝説的なムーブメントであり(ヴァシュロンのQPにも使用されている)、“自社製”に対する我々の現在の憧れが行き過ぎであることを示す証でもある。

しかし、APのQPを身につけたとき、そんなことは一切気にならなくなった。36mm、厚さ約7mmと、決して大きな時計ではない。しかし、このQP、特にスケルトン仕様のフォルムを身につけると、サイズと“腕の存在感”の違いについて考えさせられた。

Audemars Piguet ultra thin perpetual calendar
見て欲しい。短くカーブしたラグは、スラップブレスレットよりもシームレスに手首にフィットする超薄型だ。しかし、その半分のサイズで、オフショアのような存在感を示している。まず、4つのインダイヤルは、この時計が多くのことを管理していることを示すものだが、そのすべてがエレガントに行われているわけではない。その手首の存在感のほとんどは、スケルトン加工によるものだ。APが80年代半ばにオープンワークのQPを発表したとき、それは機械式時計製造に関する究極のステートメントだった。「我々を見て欲しい、我々は212個もの部品を小型のクォーツウォッチと同じサイズに収めた時を作り上げたが、この時計は2100年まで時を刻むことができる。バカげた電池と違って」

APの第2世代のオープンワークQP、Ref.5668をつけてみた。手にしてみると、この後期型の大きな違いは、カレンダー機能を調整するためのプッシャーがケースのさらに奥に納まり、出っ張りがなくなったことだ。ヴァシュロンが快適なケースからほんの少しプッシャーを覗かせていたのに比べ、APのケースはずいぶん見栄えがよくなった。ファーストモデルとなるAPのQP Ref.5548ではプッシャーが飛び出していたが、APはこれが私たち愛好家にとっていかに厄介なものかを理解し、後のQP世代ではより平らに収まるようにしたようだ。

APのケースは、まるで包装紙を切るときにハサミが完璧な滑りを見せるように、全体的になめらかだ。余計な邪魔をせず、ベゼルに段差をつけることで、ケースに構造性を持たせ、かつ無理のないデザインに仕上げている。

Audemars Piguet perpetual calendar
APによると、15年間で7219本のQPを生産した(ロイヤル オーク QPを含む)。そのうちプラチナ製のRef.25668は79本のみで、APが1978年から1990年代にかけて生産した70以上のリファレンスと200以上のQPバリエーションのなかでも、特に希少な1本となっている。

しかし装着してみると、歴史や希少性などどうでもよくなり、ただただ手首の上でドレープを描くその姿が愛おしくなった。

もうひとつの対抗馬:ヴァシュロン・コンスタンタン Ref.43032
Vacheron ultra thin perpetual calendar 43032
希少性だけで判断するならば、ヴァシュロンに勝者の栄冠を授けて去ることができるだろう。ヴァシュロンは、1983年からオリジナルのQPリファレンスを製造中止する2006年まで、2000~2500本のQpを製造したと推定しており、パテックやAPの生産量の約4分のあたる。

もちろん、希少性は方程式の一部でしかない。時計は希少で特別でなければ収集の対象にならず、そうでなければ、単なる無名の時計に終わってしまう。ヴァシュロンはAPの数年後(1983年)に登場したが、それでも特別な存在であることに変わりない。中身も外観もAPに似ている。ベースとなるキャリバーには同じJLC920を使用し、仕上げも同じように華麗だ。スケルトンの違いについては、コメントしにくいのだが、本当によく似ている。

ヴァシュロンのケースバックの様子。

私が扱ったヴァシュロンのRef.43032は、1984年に発表されたスケルトン仕様のQPだ。生産数は不明だが、その後20年間で年間10~15本のスケルトンQPが生産されたと推定され、そのなかでもこのプラチナ仕様は希少価値が高いとされている。

一見すると、APと極めてよく似ている。そこで、その違いを拡大して見てみよう。私には、APのケースのほうがよりまとまっているように感じられる。ヴァシュロンのほうがラグが長く四角いため、腕に乗せたときに平らになり、必ずしも大きくはない。私はヴァシュロンのつけ心地が好きではなかったのだが、はっきり言って、どのQPも私の手首に好きなようにつけられるので、私は幸せ者だろう。しかし、APのカーブしたケースとラグが自然で有機的であるのに対し、ヴァシュロンはもう少し構造的でぎこちなく、まるでスーツのジャケットの肩の柔らかさと構造の違いのように感じられた。ラグが長いノモスを試着したことがある人ならわかるかもしれないが、自分に合うか合わないか、どちらかになってしまうと思う。

ヴァシュロンの美しいラピスラズリのムーンフェイズディスク。

ヴァシュロン・コンスタンタンは、ムーンフェイズというディテールにこだわっている。APと同じく鮮やかなダークブルーだが、よく見るとラピスラズリであることに気づくだろう。この美しいディテールは、手首に装着した時計を数分間眺めたあと、スケルトンであることを忘れて見入ってしまうほどだ。