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ウィンストン・チャーチル(Winston Churchill)は時計を愛する人物だった。カブ(Turnip)という愛称で親しまれたお気に入りのブレゲの懐中時計をはじめとし、私たちはチャーチルの愛用品の数々を目にしてきたので、そのことをよく知っている。またチャーチルとロレックスの創業者ハンス・ウィルスドルフ(Hans Wilsdorf)とのあいだで交わされた、手首のサイズやエングレービングについて記された書簡も見たことがある。のちにウィンストン・チャーチルは、ロレックスによる10万本目のクロノメーターとして、彼の家紋が入ったゴールドのデイトジャストをウィルスドルフ本人から贈られている。
ウィンストン・チャーチル卿は1946年夏、ヴォー州からこの金のレマニアを贈られた。
今週、彼のコレクションにあった時計がまたひとつ判明した。18Kイエローゴールドのレマニア クロノグラフで、これもまたヴォー州から贈られたものである。しかも、この時計はデイトジャストよりも以前のモデルなのだ。この時計はある個人が入手したもので、4月25日にロンドンで開催されるサザビーズの時計オークション、そのロット160として登場する。なお、この時計が特別な理由はいくつかある。
裏蓋の刻印は、これがウィンストン・チャーチルに贈られたものであることを示している。
まず時計全体がゴールドだ。ケースから針、インデックス、そして文字盤にいたるまで、すべてに金メッキが施されている。ほとんどのレマニア クロノグラフが(ほかのメーカーにも供給しているエボーシュムーブメントを搭載しない場合)ステンレススティール製であったのに対して、これは極めてイエロー(ゴールド)が際立つレマニアとなっている。この時計はその点において、まったくの正反対だ。また、プッシャーのひとつが取り替えられていて、しかもその出来があまりいいものでないため、残念ながらこの時計の視覚的なバランスが少し崩れてしまっていることに注意して欲しい。写真でわかるだろうか?
第2に、定評あるクロノグラフムーブメントを搭載している。Cal.CH27-C12は1940年代初頭にオメガと共同開発した手巻きクロノグラフで、オメガはこれをCal.321と呼んでいる。Cal.CH27-C12と聞いてもピンとこない人も多いかもしれない。だがCal.321なら多分聞き覚えがあるはずだ。このムーブメントは数々の時計に使われ、そのなかでも特に月へ旅立ったスピードマスターに搭載されたことで知られている。
この時計はさまざまな意味でユニークだ。18Kイエローゴールドにサーモンの文字盤というのは、当時のレマニアにはあまり見られなかった。
そして最後に、この時計はレマニアの本社兼ファクトリーがあったヴォー州から直々に贈呈されたものである(このファクトリーは1990年代にブレゲに吸収され、今日に至るまで、スウォッチ グループはこの建物を自社の時計製造に使用している)。チャーチルがこの時計を受け取ったのは妻クレメンタインとスイスで休暇を過ごしていたときで、チューリッヒ大学での演説でヨーロッパ統一についてのヴィジョンを語る直前のことだった。
時計の直径は36mmだ。
この時系列を鑑みてか、サザビーズはこの時計がチャーチルが描いた“ヨーロッパの平和と統一”の象徴であると主張している。しかし、この主張については慎重に考える必要がある。というのも、チャーチルがヴォー州を訪れた際に演説を書いたという証拠も、スイスでの体験が演説のインスピレーションになったという証拠も、演説の際に時計を身につけていたという証拠もないからである。いずれにせよこの時計の真の価値は、その象徴性ではなく、その唯一性と出所の確かさにある。
かの有名な“V”サインをするウィンストン・チャーチル。(写真は帝国戦争博物館所蔵)
サザビーズは、この時計の想定落札価格を1万5000ポンドから2万5000ポンド(掲載時点で約1万9000ドルから3万2000ドル、当時のレートで約270万円から約460万円)と見積もっている。このロットは時計愛好家というよりも、ウィンストン・チャーチルの遺品を収集しているコレクターに喜ばれるのではないだろうか。前者の時計愛好家であれば、この時計のコンディション(ケース上部のプッシャー付近に激しい打痕があり、文字盤の4時と5時のあいだに剥離が見られる)を差し引いても、自分の時計コレクションに加えるべき貴重な1本を手に入れたいと思うに違いない。
1965年に国産初のダイバーズウォッチを発表したのを皮切りに、1968年には10振動ハイビート300m空気潜水モデル、1975年には世界初のチタンケース600m飽和潜水モデルと、マイルストーンとなる名作を送り出してきたセイコー。そんな同社のダイバーズウォッチの歴史を継承し、ヘリテージデザインに最新技術を取り入れたモデルとして作られたのが、マリンマスター プロフェッショナル、1965 ヘリテージ ダイバーズ、そして1968 ヘリテージ ダイバーズ GMTとそれぞれに際立った個性を持つ、3つのセイコーダイバーズウオッチ 60周年記念 限定モデルだ。
マリンマスター プロフェッショナル セイコーダイバーズウオッチ 60周年記念 限定モデル(SBDX067)
SBDX067は、プロフェッショナルダイバー向けのフラッグシップモデルで、1968年に発表された10振動ハイビート300m空気潜水モデルのデザインを踏襲しつつ、機能的には1975年の600m飽和潜水モデルをベースとした過酷な環境に耐えうる仕様となっている。
1968年に発表された10振動ハイビート300m空気潜水モデルのオリジナル。上下のラグを鏡面で繋いだ流線型のフォルムが特徴。裏ぶたのないワンピース構造の300m防水ケースに搭載した画期的なモデルで、1970年には日本山岳会の植村直己(※)、松浦輝夫の両氏がエベレスト登頂にこのモデルを携行。今日ではプロテクターつきモデル(1975年)と並んで、セイコーのダイバーズウォッチの代名詞となっている。
※余談だが、エベレスト登頂時に植村直己がつけていたのはこのモデル。1974〜76年にかけて行われた同氏による北極圏1万2000kmの犬ぞりの旅に携行されたのが、いわゆる“植村ダイバー(1970年登場)”だった。
本作はチタン製ワンピース構造の600m飽和潜水用防水仕様で、その証としてダイヤルに“PROFESSIONAL”の文字が記されている(セイコーのダイバーズウォッチでは、飽和潜水用防水仕様のモデルがプロフェッショナルの名を文字盤に持つ)。ケース内に侵入したヘリウムガスによる内圧上昇で風防が破壊されるリスクを避けるため、飽和潜水対応のダイバーズウォッチではケースに穴を開けてガスを排出するバルブを設けるのが一般的だが、セイコーではそもそもヘリウムガスをケース内に侵入させないという独自の発想のもと、きわめて機密性の高い600m飽和潜水用防水ダイバーズを1975年に開発した。
本作においてもオリジナルモデルが持つような優れた機密性が確保されているが、従来のデザインではケース表面に配置されていた回転ベゼル固定用のネジを裏面に移動し、より洗練されたデザインとなった。さらにベゼル表示リングにはDLCコーティングを施したステンレススティールを採用し、従来の約6倍の表面硬度を実現している。
加えて、新開発のブレスレットは、コマひとつひとつに丸みを持たせ、肌に優しくなじむように設計。短いピッチでしなやかに動くことで、抜群のフィット感と快適な装着感を目指した。
ダイヤルは深海をイメージした深みのあるブルーカラーに精緻な波模様の型打ち装飾を施している。これに加え、新たな試みとしてダイヤル表面を透明な塗料で厚くコーティングし、ていねいに磨き上げることで、これまでのモデルでは表現できなかった奥行き感と艶やかな質感を実現させた。
そしてムーブメントには新開発のCal.8L45を搭載。セイコー独自のスプロン(Spron)合金を動力ぜんまいに採用していることに加えて、その形状や設計を改良。厳密な精度調整を行うことで、セイコーの現行機械式のなかで最も安定した精度(日差+10秒~=5秒)と約72時間のパワーリザーブを確保した。さらにこのムーブメントは、特別な固定方法でケースに収めることにより堅牢性が強化され、過酷な水中環境にも対応できる設計が取り入れられた。
深海をイメージした精緻な波模様のダイヤルを採用し、さまざまな技術革新により、洗練された外観とプロフェッショナル向けのフラッグシップモデルにふさわしい性能を備えた本作。世界限定600本(うち国内は200本)で、価格は71万5000円(税込)。裏蓋にはシリアルナンバーが刻印され、2025年7月11日(金)の発売を予定している。
ダイバーズ 1965 ヘリテージ セイコーダイバーズウオッチ 60周年記念 限定モデル(SBDC213)
本作はモデル名にもあるとおり、1965年に発表されたセイコー初のダイバーズウォッチのデザインをもとにしており、オリジナルの意匠を受け継ぎながら現代的なアップデートが施されている。まずダイヤルには、セイコーダイバーズの象徴でもある“ウェーブマーク”から着想を得たダイナミックな型押しパターンを採用。これは荒々しい海の情景をイメージしたデザインで、光の加減で異なる表情を見せる。
ケースはオリジナルと同様の比較的シンプルなスタイルだが、ベゼルの表示リングにはグレーの配色を採用することでモダンな印象を演出する。また新開発されたクラスプにより、最大約15mmの調整幅を確保し、6段階でのサイズ調整が可能となった。
本モデルにはコンパクトな自動巻き機構を特徴とするCal.6R55を搭載。300m空気潜水用防水を確保しつつ、72時間のロングパワーリザーブを備え、日差+25秒~=15秒の精度を実現する。世界限定6000本(うち国内は2000本)で、価格は19万2500円(税込)。5月10日発売予定だ。
1965年に、国産初のダイバーズウォッチとして発売されたオリジナルモデル。コンパクトながら卓越した視認性を備え、当時としては画期的な150mの防水性能や優れた耐久性を実現した。
ダイバーズ 1968 ヘリテージ セイコーダイバーズウオッチ 60周年記念 限定モデル(SBEJ027)
こちらは前述のマリンマスター プロフェッショナル(SBDX067)同様、1968年に発表された10振動ハイビート300m空気潜水モデルをオマージュし、そこに現代的なアレンジを加えたデザインを特徴とする。
ダイバーズ 1965 ヘリテージ(SBDC213)同様、ダイヤルは“ウェーブマーク”にイスパイアされたダイナミックな型押しパターンを施し、ブルーグラデーションのカラーリングを取り入れる。300m空気潜水用防水を確保しており、ダイバーズ 1965 ヘリテージ(SBDC213)よりも視認性の高い太めのインデックスと針を備える。
ムーブメントはダイバーズ 1965 ヘリテージ(SBDC213)の持つCal.6R55と基本的な性能は大きく変わらないが、新たにGMT機能を備えたCal.6R54を搭載する。GMT針を単独で調整できるため、ローカルタイムの変更が容易で、旅行時に実用的な機能を提供する。また本作も新開発のクラスプを備えており、最大約15mmのサイズ調整が可能だ。こちらも世界限定6000本(うち国内は2000本)で、価格は24万7500円(税込)。発売は6月6日を予定している。
ファースト・インプレッション
セイコーのダイバーズウォッチ誕生60周年を記念したこれら3つのモデルは、前述したようにかつてのオリジナルダイバーズにデザインソースを求めつつ、より進化したスペックを持つところが魅力であることは間違いない。だが、筆者にとって印象的だったのは、いずれのモデルもその上で普段使いする際の使い勝手や、実用性に配慮された仕上がりを備えているという点だ。
新開発されたクラスプ。
たとえば、新開発されたクラスプ。簡単な操作でブレスレットのサイズ調整を可能にしている。最大約15mmの調整幅があり、着用した状態でクラスプを閉じたまま、サイドにあるボタンを両側から押すことで長さが簡単に伸縮。調整の幅は約2.5mmずつ、6段階で行うことができる。これは潜水時の気圧の変化によって受ける影響を緩和するためにサイズ調整を可能にする機能ではあるが、どちらかというとその主眼は、日常生活における腕周りのサイズ変化に対応し、常に快適な着用感が得られるところにあると思っている。なお、SBDX067のクラスプに関しては従来からの仕様で、調整幅30mm、約2.3mmごと13段階と、ウェットスーツの上からの着用を想定しているため調整幅が広い。
ほかにもマリンマスター プロフェッショナル セイコーダイバーズウオッチ 60周年記念 限定モデル(SBDX067)における、回転ベゼル固定用のネジを裏面に移動した構造も、日常での使い勝手を意識したものだ。2015年に発表されたマリーンマスター プロフェッショナル国産ダイバーズウオッチ50周年記念限定 JAMSTECスペシャルモデルと見比べると、よりわかりやすいだろう。
従来はケース表側に露出していた回転ベゼルが外れるのを防ぐためのネジが、新作ではケースの裏面に取り付けられるように構造が変更されたわけだが、やはり従来のスタイルでは表側のネジが無骨な印象を与える。新作ではそのネジが表側からは見えなくなったため、ずいぶんすっきりとした印象になった。
さらに印象的なのはダイヤルだ。本モデルは、ダイヤルのベースに精緻な波模様の型打ちを施すとともに、ダイヤルをプレスしてインデックスを立体的に一体成形している(本作は表側からプレスをし、夜光を充填する部分と波模様をへこませている)。ちなみにセイコーのダイバーズウォッチでは、潜水用防水である“DIVER’S XXXm”表記をダイヤルに持つモデルはこのような一体成形のインデックスを持つものが多い(現行モデルに限っていえば、セイコーのダイバーズはすべて一体成形のインデックスを採用する。ただし厳密に言うと、手法としてはプレスとエンボスの両方が存在している)。これは万が一強い衝撃を受けてもインデックスが外れることがない本格的な仕様である。本作はダイヤルに厚い透明な塗料を塗って磨きあげているそうだが、担当者曰く、これが非常に手間を要する工程らしい。そのため、ダイヤルの開発から発売に至るまで約4年もの年月を費やしたという。特別なモデルだからこそ挑戦できた試みといえよう。
マリンマスター プロフェッショナル セイコーダイバーズウオッチ 60周年記念 限定モデル(SBDX067)のみが、ほかの2本と比べて価格設定が高いが、これはもちろんフラッグシップであるという意味合いがあると同時に、開発に長い時間がかかってしまったためという実情も反映してのことのようである。
ブランドの人気モデルレベルソ・トリビュート・スモールセコンドのモノフェイスとデュオフェイスのバリエーションだ。モノフェイスには、18Kピンクゴールド製の新モデルが登場している。ケースと同素材で仕上げられたピンクゴールド製のミラネーゼブレスレットが組み合わされ、エレガンスが際立つ仕上がりだ。一方、トラベルユースにも適したデュオフェイスには、ホームタイム用のダイヤルとしてブラックとブルーの2色が用意されている。これらの新作は、1930年代に誕生したレベルソのオリジナルデザインに現代的なアレンジを加えたものだ。ジャガー・ルクルトはこの唯一無二のレベルソの魅力を、今なお巧みに広げ続けている。
レベルソ・トリビュート・モノフェイス・スモールセコンド Ref.Q713216J
まずはレベルソ・トリビュート・モノフェイス・スモールセコンド Ref.Q713216Jから紹介しよう。この新作は、現在カタログにラインナップされているスティールおよびピンクゴールドの既存モデル群に加わる形で登場したものだ。今回の大きな変更点は、ピンクゴールドのダイヤルにグレイン仕上げを施していること、そして同素材のピンクゴールド製ミラネーゼスタイルブレスレット(スライディングクラスプ付き)が組み合わされたことにある。スペックの詳細は下記に記すが、このモデルのサイズは横27.4mmで厚さは7.56mm、ラグ・トゥ・ラグは45.6mmで、ムーブメントにはジャガー・ルクルト製の手巻きCal.822を搭載し、パワーリザーブは42時間を誇る。
このピンクゴールド尽くしのレベルソ Ref.Q713216Jは限定生産ではなく、価格は642万4000円(税込)となっている。
レベルソ・トリビュート・デュオフェイス・スモールセコンド Ref.Q398847J/Ref.Q3988481
続いて紹介するのは、レベルソにおいて実用的な1本であり、僕のお気に入りでもあるデュオフェイスだ。このモデル最大の特徴は、表と裏にふたつの文字盤を備えていること。つまり“1本でふたつの時計を持つ”ような感覚が楽しめる構造になっている。それぞれのダイヤルに異なるタイムゾーンを表示できるため、たとえば旅先ではケースをくるっと反転させて現地時間に合わせ、自宅の時間を知りたくなったときはもう1度裏返せばいい。
新しいデュオフェイスでは、ブルーとブラックのいずれかのローカルダイヤルを選ぶことができ、裏返せばどちらもシルバーのダイヤルが現れる。
今回発表された2モデルはジャガー・ルクルトの既存コレクションに近いデザインを持ちながら、同一設計のケースに異なるカラーバリエーションを取り入れている。また、それぞれのダイヤルには新しい仕上げが施されており、2025年モデルとして現行品との差別化が行われている。まずはブラックダイヤルのモデル(Ref.Q398847J)を見ていこう。ローカルタイム用にブラックダイヤル、ホームタイム用にはシルバーダイヤルを備えており、後者には24時間表示も加わっているため、AM/PMを取り違える心配もあまりない。
もしブルーのほうがお好みなら、Ref.Q3988481が同様の仕様でありながらローカルダイヤルにブルーを採用している。両モデルともサイズは横28.3mmで厚さが10.34mm、ラグ・トゥ・ラグは47mmで、ダイヤルカラーに合わせたカーサ・ファリアーノのデザインによる交換用ストラップが付属する。ムーブメントはいずれもジャガー・ルクルト製の手巻きCal.854を搭載しており、42時間のパワーリザーブを備えるほか、デュアルタイム表示と24時間表示に対応している。
これら2本のスティール製デュオフェイス・スモールセコンド(Ref.Q398847JおよびRef.Q3988481)はレギュラー展開されており、いずれも価格は212万9600円(ともに税込)となっている。
我々の考え
レベルソには、誰もが抗えない何か特別な魅力がある。そこにジャガー・ルクルトの確かな時計製造技術が加わることで、レベルソは時計界において唯一無二の体験を提供してくれる(僕自身も、そう感じているひとりだ)。
今回の新作は既存のレベルソコレクションのフォーマットを拡張したような位置づけではあるが、どちらのモデルもとてもよく仕上がっていると思う。個人的にレベルソにブレスレットを組み合わせるという発想が大好きだし、そこにあの美しいグレイン仕上げのダイヤルが加わることで、18Kローズゴールドの新しいモノフェイスは非常に魅力的な1本に仕上がっている。もちろん価格もなかなかのものだが、見れば納得、というやつだ。
そしてデュオフェイスについてだ。どちらのバリエーションもとても好みだが、僕はたぶんブラックダイヤルを選ぶだろう。裏面のシルバーダイヤルとのコントラストがより映えると感じるからだ。1本の時計で、まるで2本の時計を持っているかのような構成。それでいて見た目はシンプルでドレッシー。機能的でありながらエレガントで、そこにはさりげない華やかさもある。そんな絶妙なバランスこそが、この時計の魅力だと思う。
2025の最新情報は、今後数日間にわたって引き続きお届けする予定だ。新作情報をチェックするなら、こちらをお見逃しなく。
基本情報
ブランド: ジャガー・ルクルト(Jaeger-LeCoultre)
モデル名: レベルソ・トリビュート・モノフェイス・スモールセコンド(Reverso Tribute Monoface Small Seconds)
型番: Q713216J
直径: 27.4mm
厚さ: 7.56mm
全長: 45.6mm
ケース素材: 18Kピンクゴールド
文字盤色: ゴールド(グレイン仕上げ)
防水性能: 3気圧
ストラップ/ブレスレット: スライディングクラスプ付き18Kピンクゴールド製ミラネーゼブレスレット
モデル名: レベルソ・トリビュート・デュオフェイス・スモールセコンド(Reverso Tribute Duoface Small Seconds)
型番: Q398847J(ブラック&シルバー) / Q3988481(ブルー&シルバー)
直径: 28.3mm
厚さ: 10.34mm
全長: 47mm
ケース素材: スティール
文字盤色: ブラック&シルバー/ブルー&シルバー
防水性能: 3気圧
ストラップ/ブレスレット: カーサ・ファリアーノ製のカラーコーディネートされた交換用ストラップ2本、インターチェンジャブル仕様のダブルフォールディングクラスプ付き
ほつれ加工の穴あきシャツ&スカート
クラッシュストライプ・ブラウス 105,600円、クラッシュストライプ・ワンサイドドレープスカート 103,400円
クラッシュストライプ・ブラウス 105,600円、クラッシュストライプ・ワンサイドドレープスカート 103,400円
注目は、全体にほつれ加工を施した、シャツとスカート。柔らかく軽やかなストライプ生地をベースに、フラワーモチーフのレースを組み合わせ、さらに穴が開いたような加工を施すことで独特の雰囲気を演出した。
シャツは肩回りを立体的に見せるフランジ・ショルダーを採用し、タイトな身幅と袖でスタイリッシュに仕上げている。一方スカートは、片側に2段のドレープを取り入れたアシンメトリーなシルエットが特徴だ。
2枚重ねデザインのジャケット
レイヤードジャケット 118,800円
レイヤードジャケット 118,800円
ジャケットは、まるで2枚のジャケットを重ね着したようなユニークなデザイン。大きく折り返した襟と後ろ身頃のセーラーカラーがフェミニンなムードを醸し出す。ポケットや肩部分など随所に断ち切り仕様を採用し、自然なほつれをアクセントとして取り入れた。
溢れる装飾つきサングラス
サングラス 30,800円
サングラス 30,800円
また、ブラックフレームのサングラスもラインナップ。フレーム右側には“架空の生物”、左側には涙と炎が融合したようなモチーフを、シルバーカラーの装飾でデザイン。まるでフレームからこぼれ落ちるような仕上がりが印象的だ。UVカット率は99.9%と機能性にも優れ、強い日差しの中でも目をしっかりと保護してくれる。
“ベルト風”カチューシャ
ハトメカチューシャ 13,200円
ハトメカチューシャ 13,200円
太めのカチューシャは、マットな質感のレザーとクロコダイル柄を型押ししたレザー、そしてバックルを組み合わせた、まるでベルトのようなデザインがポイント。縁に沿ってシルバーのハトメを連ね、レザーコードでぐるりとステッチを施している。カラーはモードなオールブラックのほか、素材の切り替えやレザーコードが引き立つレッドとベージュも揃えた。
7本のベルト付きブーツ
ブーツ 90,200円 サイズ:23cm、24cm、25cm
ブーツ 90,200円
サイズ:23cm、24cm、25cm
さらに、7本のベルトが印象的なハイカットブーツも登場。このベルトは、シルバーのDリングを備えており、フィット感を細かく調整が可能。斜めにカットされたトゥチップと螺旋状にデザインされた履き口も目を引くポイントだ。
【詳細】
リミ フゥ 2025年秋冬ウェア&アクセサリー
発売日:2025年7月18日(金)
取扱場所:ヨウジヤマモト 2 / リミ フゥ 伊勢丹新宿店 / 三越銀座店 / そごう横浜店/ 静岡伊勢丹店 / 名古屋三越栄店 / JR京都伊勢丹店/ 高島屋大阪店 / 大丸梅田店 / ワイルドサイド ヨウジヤマモト 大阪 / 大丸神戸店 / 公式オンラインストア ザ ショップ ヨウジヤマモト リミ フゥ
アイテム例:
・クラッシュストライプ・ブラウス 105,600円
・クラッシュストライプ・ワンサイドドレープスカート 103,400円
・レイヤードジャケット 118,800円
・サングラス 30,800円
・ハトメカチューシャ 13,200円
・ブーツ 90,200円
“アニマルキャラ”主役の新作フレグランス
MCM コレクション 各100mL 各22,400円<新製品>
MCM コレクション 各100mL 各22,400円<新製品>
MCMの新作フレグランスコレクションでは、ブランドのアイコニックなアニマルキャラクターたちを活気に満ちた6種の香りで表現。くまの“マイティー ベア”やダックスフントの“ダーリング ドキシー”など、愛らしい表情のアニマルをあしらったボトルデザインにも注目だ。
「マイティー ベア」力強いアンバーウッディフローラル
マイティー ベア オーデパルファム 100mL 22,400円<新製品>
マイティー ベア オーデパルファム 100mL 22,400円<新製品>
「マイティー ベア」は、ひと吹きごとに自然の力強さを感じられるアンバー ウッディ フローラル。ベルガモットの鮮やかな爽やかさで幕を開けると、ベルベットのような温かみのあるバニラとアーシーなサンダルウッドが余韻を残す。
「ジョリー ラビット」喜び弾けるシトラス フローラル グリーン
ジョリー ラビット オーデパルファム 100mL 各22,400円<新製品>
ジョリー ラビット オーデパルファム 100mL 各22,400円<新製品>
うさぎらしく茶目っ気たっぷりの喜び弾ける香りを表現したのが、シトラス フローラル グリーンの香調の「ジョリー ラビット」。オレンジやレモンのエネルギッシュなトップノートから、明るく輝くようなネロリへ移行。ラストはフレッシュでアーシーなベチバーで、落ち着きと喜びの感情を運ぶ。
「チャーミング パップ」“心温まる友情”着想フローラル ウッディ オリス
チャーミング パップ オーデパルファム 100mL 各22,400円<新製品>
チャーミング パップ オーデパルファム 100mL 各22,400円<新製品>
フローラル ウッディ オリスの香調を楽しめる「チャーミング パップ」は、いつまでも続く心温まる友情を思わせる香り。ローズの美しさにシダーウッドの豊かで洗練された深みが上品に絡み、アーシーなベチバーやシダーウッドでほのかな温かさをプラスする。
「ダーリング ドキシー」温もり溢れるウッディ スパイシー フローラル
ダーリング ドキシー オーデパルファム 100mL 各22,400円<新製品>
ダーリング ドキシー オーデパルファム 100mL 各22,400円<新製品>
心を和ませるイランイランのぬくもりと、穏やかなカモミールのエッセンスが調和した「ダーリング ドキシー」。豊かなサンダルウッドが香りを支える、誠実な絆をイメージしたウッディ スパイシー フローラルとなっている。
「デアリング ドラゴン」ミステリアスなシトラス ウッディ ティー
デアリング ドラゴン オーデパルファム 100mL 各22,400円<新製品>
デアリング ドラゴン オーデパルファム 100mL 各22,400円<新製品>
「デアリング ドラゴン」は、パワフルでミステリアスな雰囲気が漂うシトラス ウッディ ティーの香り。弾けるユズの香りで幕開けし、ミステリアスなムードを漂わせる繊細なアーモンドフラワー、深みのあるサンダルウッドでフィニッシュする。
「ゼン エレファント」静寂へ導くシプレ レザーリー フローラル
ゼン エレファント オーデパルファム 100mL 各22,400円<新製品>
ゼン エレファント オーデパルファム 100mL 各22,400円<新製品>
心の調和と静寂へと導く「ゼン エレファント」は、シプレ レザーリー フローラルの香調。フリージアの繊細な香りから、マグノリアの落ち着いた香りに変化。最後は、オークモスのアーシーな深みに包まれ、瞑想しているかのような静かなひと時を感じることができる。
【詳細】
MCM コレクション
マイティー ベア オーデパルファム
ジョリー ラビット オーデパルファム
チャーミング パップ オーデパルファム
ダーリング ドキシー オーデパルファム
デアリング ドラゴン オーデパルファム
ゼン エレファント オーデパルファム
各100mL 各22,400円<新製品>
発売日:2025年9月5日(金)全国発売
※MCM ブティックにて一部先行発売実施。
【問い合わせ先】
インターモード川辺 フレグランス本部
TEL:0120-000-599